国内発行「株式」保有率は約1割--株購入で、3割が”社会的視野が広くなった”

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日本証券業協会はこのほど、2012年度「証券投資に関する全国調査」の結果を発表した。

同調査は、2012年10月19日〜11月6日の期間に調査員による訪問留置法にて行われ、全国の20歳以上の男女7,000人から有効回答を得た。

それによると、調査時点において保有率が最も高い金融商品は「預貯金」で92.6%。

以下、「株式(国内で発行)」が11.8%、「投資信託(国内で設定)」が7.3%、「公社債(国内で発行)」が3.5%と続いた。

保有金融商品の合計額に関しては、「100万〜300万円未満」が19.7%で最多となり、「300万円未満」の割合は全体の57.8%。

一方、証券保有者の保有額は、「100〜300万円未満」が 25.7%でトップ、次いで「50〜100万円」が15.8%、「500〜1,000万円」が13.3%となった。

各証券の保有状況を見ると、「現在持っている」と答えた割合は、株式が12.1%、投資信託が7.7%、公社債(国債、社債、金融債(ワイド含む)、円建外債など)が4.2%。

「以前持っていたが、現在は持っていない」と答えた割合は、株式が7.4%、投資信託が4.4%、公社債が3.9%だった。

株式保有経験者に対して購入した理由を聞くと、最も多かったのは「配当がもらえるから」で42.2%。

以下、「長期にわたっての資産運用として」が32.4%、「短期の値上がり益を期待して」が30.6%と続いた。

経済的メリット以外で株式投資をしてよかったと感じることとしては、「社会的視野が広くなった」の32.2%、「新聞やテレビを見るのが楽しくなった」の26.0%が上位に入った。

不満点は、「値下がりで損をした」が50.3%で最多。

次いで、「期待したほどの配当がなかった」が35.5%、「税金が高い」が13.2%となった。

投資信託保有経験者の購入理由を尋ねたところ、「値上がりを期待して」が最も多く43.2%。

以下、「長期にわたっての資産運用として」が41.0%、「定期的に分配金が受け取れるから」が39.8%と続いた。

公社債保有経験者の購入理由については、「預貯金に比べて利回りが有利だから」の67.0%と「比較的安全だから」の64.9%が圧倒的に多かった。

経済的メリット以外に購入して良かった点としては、「経済的なメリット以外ない」が最も多く54.4%。

不満点については、「不満に思ったことはない」が39.2%に上ったものの、「期待したほどの利回りがなかった」(31.9%)、「償還前に売却しづらい」(14.0%)との回答も多く見られた。