向後の7日株:チャート改善で中長期上昇トレンド初動!?今後は黒字転換期待を織り込む局面へ突入か(404X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

関東電化 (4047)が今日の注目銘柄!

直近の株価上昇により、短期はもちろん、中長期的なチャートが改善した同社に注目します。

まず、日足ベースの一目均衡表の転換線(22日現在、205円)がサポートとして機能していますし、すでに「3役好転」が実現しています。

次に、週足チャートでは、これまで抵抗となっていた52週移動平均線(同、199円)を3月22日の週に明確に上方ブレイクしました。そして、週足ベースの一目均衡表の雲下限(同、197円)を上抜き、雲に突入しました。

そして、月足においては、強力なレジスタンスとなっていた9ヶ月移動平均線(同、176円)、12ヶ月移動平均線(同、195円)を上抜き、月足ベースの一目均衡表の転換線(同、194円)をブレイクしました。

これらのことから、現状は、中長期上昇トレンドの初動とみています。

同社は、1970年にフッ酸電解技術を国内で初めて確立し、40年超に及ぶ経験と実績により、世界トップクラスのフッ素ガス製造能力を保有しています。同社のフッ素系製品は、それぞれ独立したプラントでフッ素ガスと原料を直接反応させて製造しているのが特徴です。

13年3月期第3四半期連結業績では、売上高は、基礎化学品事業部門および精密化学品事業部門が、販売数量は増加したものの販売価格の低下により減収となったため、251.77億円と前年同期比5.3%の減少となりました。

損益についは、売上高の減少により、経常損失は5.58億円となり、電池材料事業の減損損失と収益改善に向けた事業構造改善費用を特別損失に計上したことに加え、繰延税金資産を全額取り崩したため、四半期純損失は81.49億円(前年同期は、経常利益3.42億円、四半期純損失0.92億円)でした。

確かに足元業績は苦戦中ですが、今回の巨額の特別損失計上で、膿は出し切ったと考えます。株価的には、昨年10月10日の安値112円で、織り込み済みとみてよいでしょう。今後は、13年3月期での業績底入れと、14年3月期以降の黒字転換期待を織り込む局面に入るとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。