足の親指からわかる疲労チェックテスト




フトモモやお尻の筋肉は、姿勢のバランスを保つためにもとても重要な働きをしてます。股(こ)関節やひざの動き、そして安定性それらの関節を安定させるにも欠かせない機能です。フトモモやお尻の筋肉が疲労して機能低下を起こすことで、腰部への負担も増す可能性があがり、腰がだるくなったり、きちんと座っている状態がつらくなったりする自覚症状があらわれることも。



フトモモやお尻の筋肉は、疲労したことに気づきにくいこともあり、そのまま疲労を放置してためこむ結果になる人も少なくありません。そこで、これらの筋肉の一部分をチェックして、腰部や股(こ)関節、膝関節への悪影響を及ぼしやすい状態になっていないか確認してみましょう。



(1)ひざをのばしたまま、床に座りましょう。長座の状態です。



すでに、負担がかかっている人は、長座の状態が保てず、後ろにひっくり返りそうになるかもしれませんので、体の後方へ両手をついて、支えてください。でも、決して無理はしないように!



(2)軽く両足を開きましょう。



両ひざを伸ばしたまま、両足の親指を床につける意識で動かしてみましょう。脚の付け根から動かすイメージを持つと動かしやすいです。



親指は床に届きそうですか? 動かした時に、股(こ)関節などどこか違和感がありませんか? 動きに左右差はありませんか?



今挙げたような問題が確認できたら、次に両足を閉じましょう。



そして、ひざを伸ばしたまま、左右の足の内側同士で押しあうように力を入れ、5秒キープ。これを3回繰り返しましょう。



「(2)」に戻り再度、両足の親指を床につける意識で動かします。動きがスムーズになったり、床につきそうなくらい柔らかくなればOKです!





足の親指が柔らかくなったのは、股(こ)関節や膝関節、腰部への負担がいくらか軽減されたサインです。症状が進行していたり、そのほかの関節や筋肉などに問題がある場合は、変化が出なかったり、違和感が変わらないケースもありますので、無理は禁物です。





お尻や下肢全体をセルフマッサージでほぐしたり、入浴後の温かい状態でストレッチをしたりなど、しっかりケアしていきましょう。



(文/檜垣暁子)



■著者プロフィール



檜垣 暁子(ひがき あきこ)

オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド

http://allabout.co.jp/gm/gp/51/

カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。