名刺交換時に、さわやかな印象を残すコツ








●第一印象で好き嫌いが決まる?

第一印象で好き嫌いが決まるということは、よく言われている。名刺交換は第一印象を決定づけるタイミング。では、さわやかな印象を残すにはどうしたら良いだろうか?





●名刺入れは、きちんとしたものを

名刺入れは、できるだけきちんとしたものを持ちたい。ブランドものでなくともよいので、新しいもの、型崩れや擦り切れがないものにする。名刺入れを見た時点でマイナスの印象を与えないことが最低限必要。





●やはり準備が必要

名刺は汚れや折れがないものを準備し、予定している面会相手の人数プラスアルファの数で、あらかじめ名刺入れから出して待つ。具体的には、名刺入れ本体と、ふたの間に軽く挟んでおく。これは出すタイミングでもたもたしないため。







●出すときは必ず自分から

新人マナー研修等で名刺の出し方を教わるが、「訪問した側が先に名刺を出す」とあることが多い。しかし、仮に自分が迎える側でも、まず自分から名乗って出す。そして出す時のポイントとして、両者が同時に名刺を持って構えている時は、相手の名刺よりも、低い位置から出す。



もちろん受ける場合は、名刺入れの上で丁重に扱いながら受け取る。



●形式よりも、コミュニケーションを優先する

お辞儀の角度、歩幅など細かいことを言えばきりがない。こうしたことの基本をある程度学んだら、応用編として、コミュニケーションに焦点を当てる。もともと名刺交換をするということは、お互いに「これからビジネスでお世話になります。どうかよろしくお願い申し上げます。」ということを伝えたいため。





この目的に合致するように、笑顔で、そして相手のお名前や部署について確認し、そこでお互いにコミュニケーションできる話題を引き出す。





例えば、「○○という部署では、どのようなお仕事をされているのですか?」とか、「お名前は「○○様」とお読みして宜しいでしょうか?」などからスタートするとよいでしょう。読むのが困難な名前の場合も、メールアドレスに相手の名前がローマ字で書かれている場合が多いので、それを手がかりに仮説を立てることができる。







このように名刺交換でさわやかな印象を残すと、ビジネスでも好意的に接してくれる確率が高まるのではないでしょうか?



(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)



●著者プロフィール



コミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。夢は、英国でシェイクスピア芝居を英語で上演すること。 http://www.miyamacg.com/ お問合せ先:info@miyamacg.com

執筆協力:石井公一(いしいきみかず 中小企業診断士)