「私に冒険心があることは、誰もが知っている」。今シーズン限りでの退団の噂はますます強まっている。だが、レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督はこのように述べ、去就について明確にしなかった。

スペイン『マルカ』によると、マドリッドでの3年間を経て、モウリーニョ監督は引っ越しを予定しているという。フィンカ地区に住む同監督は、3人の家政婦に対してそう通知したそうだ。モウリーニョ監督は6月1日から家を変え、新たな仕事を探すのではないかという。

モウリーニョ監督自身は23日、自身の50歳の誕生日を祝う故郷セツバルでのイベントで、このように話している。

「家族にとって簡単なことじゃない。どうなるか、見てみよう。イングランド、ポルトガル、イタリア、スペインと渡って、新たな場所を選ぶのは、簡単なことではない。すでに見た場所になることもあり得る。何かが起きるところかもしれないね。誰もそれを想像できないだろう」

また、同監督は引退の前にポルトガル代表を率いたいという希望を改めて認めている。

「いつかはポルトガル代表で何かに勝ちたい。簡単なことではないだろう。ポルトガルリーグでは多くの選手が戦っていないからね」