住宅ローンの金利を、わかりやすく解説!

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これから住宅購入をされる方は、住宅ローンの金利タイプ選びで迷うことも多いかもしれません。

金利が安いけれども、見直しが定期的に必要になる変動金利、安定した金利が続くけれども金利が高い固定金利、見直しが必要な期間選択型固定金利など、タイプごとに特徴は異なります。

それぞれの金利タイプには、どのような特徴があるのか確認してみましょう。

■変動金利の特徴、メリットとデメリット変動金利は金融機関の基準金利に基づいて決められる金利で、短期プライムレート、日銀の政策金利と連動している金利です。

変動金利のメリットは、他の金利タイプよりも金利が低く設定されていることが多いことや、市場が低金利に動けば金利負担もそれだけ少なくなるということです。

デメリットとしては、市場金利が高めに動けば金利負担も大きくなるということや、元利均等返済の場合の返済額変更は、変更前の1.25倍までという規定があるため、金利負担が大きくなったときに、元金返済がなかなか進まないというリスクがあるようです。

元金返済が滞り、返済期間の延長が上限いっぱいで引き延ばせなかった場合、最終的に一括返済しなければならなくなる可能性も考えられます。

■全期間固定金利の特徴、メリットとデメリット全期間の金利が一定しているため、将来計画が立てやすいのが魅力の全期間固定金利。

ただし高い金利のときに選んでしまうと、全期間その金利で払い続けなくてはならなくなるというデメリットもあります。

2013年3月現在では一定の条件を満たす場合、全期間固定金利でも金利引き下げしてくれる金融機関もあります。

条件としては給与受取口座を契約銀行へ変更し、ローン返済用口座とセットで申し込みすることや、金融機関の商品を申し込みすること、その他勤務条件や保険加入・保証会社への申し込みなど、金融機関によって条件は異なるようです。

ただし金利引き下げは、申込期限が決まっているものが多い(現時点では2013年3月末までが多い)のため、いつまで利用が可能か確認するのが大切です。

ちなみに新築マンション購入者であれば、申込期限を延長してくれている金融機関もあるようです。

■期間選択型固定金利の特徴、メリットとデメリット2年、3年、5年、10年など選択した期間の金利が固定されるのが期間選択型固定金利です。

この選択した期間が終了した場合、金利タイプを選び直す必要があります。

また、選択した期間によっては、短期プライムレートと連動した金利か、長期プライムレートと連動した金利のどちらかを選び直さなければならない場合もあります。

主要銀行の短期・長期プライムレートの推移を日本銀行ホームページで確認できますので、一度確認してみるとよいでしょう。

・日本銀行「長・短期プライムレート(主要行)の推移 2001年以降」また、キャンペーンなどを利用すれば変動金利よりも金利が低くなる場合があり、変動金利タイプで検討していた方でも、期間選択型の固定とどちらかで迷う方もいるようです。

期間選択型固定金利の特徴は、変動金利の場合に設けられている「返済額変更時は1.25倍まで」という上限設定がないということ。

そのため、金利が高くなった場合は返済額も高くなってしまうことに気をつけて利用するのがお勧めです。