投資用の不動産は買いなのか?




自民党政権が誕生した2012年末から、投資用不動産物件の動きが活発になっているとの報告があります。さすが「景気にどこよりも敏感」な不動産業界です。この投資用不動産物件の動きには乗っていくべきなのでしょうか? 不動産屋さんに聞きました。





■投資用物件の動きをどう見るか



――昨年末から、投資用物件の動きが活性化しているそうですが、本当でしょうか?



まだ数字の指標が出ていませんが、確かだと思います。業界の人間は「投資用物件が動きだした」という認識を持っています。



――投資用物件が動きだした理由は何だと思いますか?



インフレ期待だと思います。安部政権は明確にインフレターゲットを打ち出していますし、それが信頼された証拠だと思います。もちろんまだ動き出したところにすぎませんが。



――実際にはまだ金利も上がっていませんし、これからなわけですけれども……。

もちろんです。金利が上昇するのはインフレになってから、インフレが認識されてからですよね。投資というのはそこまでに済ませておかないといけないんですよ。

――なるほど。確かにそのとおりですね。個人的な意見でも結構ですが、この投資用物件の動きですが、乗ってもいいと思いますか?



難しいご質問ですが、私個人は乗ってもいいのではないかと思います。



――なぜそう思われますか?



消費税の件があります。これを控えて景気が上がっているという「証左」を作らなければならないです。そのために政権が打つべき手をすべて打つだろうという観測が大きいですね。



■不動産購入のための自己資金はどこまで必要か



――不動産をキャッシュで購入できる人はほとんどいないと思うのですが、自己資金はどこまで必要でしょうか。



自分が住む家を購入する際の話ですね? 住宅ローンの審査基準というのは、各銀行さんによってけっこう違います。自己資金を「これだけ入れてください」というのも銀行さんによって違います。大体10%〜15%じゃないでしょうか。



でも20%ですかね。20%自己資金があると銀行さんも優しいですよ。



――なんですか優しいっていうのは(笑)。



金利をまけてくれたりしやすいといいますか……。



――そりゃ20%もあれば誰も苦労しませんよ(笑)。



頭金分のキャッシュがなくても、その分を高めの金利で貸してくれるなんていう業者さんもありますし……。自己資金に関しては、なくても、あるいは少なくても、銀行さんに相談するのが早いと思いますよ。



――投資用の物件を購入するお金を銀行に借りることはできますか?



いやあ、そればっかりは何の実績もない人には貸してくれないと思います。自己資金うんぬんという話ではないですね。あと、念のために申し上げますが、住宅ローンは「住むための家を買うためのローン」ですから。投資用物件には使えませんよ(笑)。







(高橋モータース@dcp)