一夜限定「六本木アートナイト2013」開催 ディレクターに日比野克彦起用

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 六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴「六本木アートナイト2013」が、3月23日から24日にかけてオールナイトで開催される。4回目の今回はアーティスティックディレクターに日比野克彦氏を迎え、「TRIP→今日が明日になるのを目撃せよ。」をテーマにアート作品の展示のほか音楽やパフォーマンス、映像などを含むプロジェクト型の取り組みを強化。一般公開に先駆けてプレスプレビューが行われ、同イベントのシンボルとなる高さ約8メートルの灯台モニュメントが披露された。

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 「六本木アートナイト」は、東京都と東京都歴史文化財団が行っている「東京文化発信プロジェクト」の一環として2009年にスタート。六本木ヒルズや東京ミッドタウン、国立新美術館など、六本木の各所がアートで彩られる。2013年は、日比野氏が昨年の岐阜国体のために制作した船をベースに淺井裕介や「加藤弥生+REBIRTH PROJECT YUSUKE ISEYA」ら参加アーティストが装飾を施す「アートブネ」と街の日常風景がアートになる「アートポート六本木」を2大プロジェクトとして様々な仕掛けを展開。夢を書くことで完成する舟や老舗のクリーニング店とディスコを融合した空間が登場するなど、街とアートの一体化を一層強めた内容にするという。

 六本木ヒルズアリーナで行われたプレスプレビューで初披露された灯台モニュメントは、燃料に岩手県陸前高田の塩害杉で作った炭を使用。「火が灯るとき、アリーナの空気は温まり、人々の心をゆれ動かす」との意味が込められているという。制作した日比野氏は集まった報道陣に向け、「人が集まる風景を思い浮かべた。作品を創るだけでなく、地域とのつながりをつくり、アートナイトを一つの作品に仕立てていけたら」とコメント。実行委員長の南條史生氏は、「今年は今まで以上に気合いを入れている。海外に向けても発信し、昨年の70万人を上回る100万人を動員したい」と目標を語った。

■六本木アートナイト2013 開催概要
 日時:2013年3月23日(土)10:00〜 3月24日(日)18:00
 コアタイム:3月23日(土)17:55「日没」 〜 3月24日(日)5:39「日の出」
       ※メインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯
 開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、
      21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、
      その他六本木地区の協力施設や公共スペース
 URL:http://www.roppongiartnight.com/