向後の7日株:復興・国土強靭化関連+メタンハイドレート、シェールガス関連とテーマ豊富な化学株(461X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

大日本塗料(4611)が今日の注目銘柄!

復興・国土強靭化としてだけでなく、タンク向け塗料も手掛けていることから、直近で人気化しているメタンハイドレート、シェールガス関連としても同社に注目します。
同社は鋼鉄構造物の腐食を抑える防食塗料で国内トップです。近年は公共事業の減少で新規案件が減少していますが、高度経済成長期に整備した道路や工場が改修時期を迎えており、今後は塗り替え用塗料の販売拡大に力を入れる方針です。

ところで、同社は橋梁やタンクなどの金属構造物に微弱な電流を流して腐食状態を診断するシステムを開発しました。鉄鋼構造物の腐食は、塗装のはがれ具合やサビの程度を目視で調べるのが一般的で、塗装の下の腐食は把握しにくかったのですが、同社は新開発のシステムを使い、塗り替え時期をアドバイスするサービスを開始し、診断を通じ、今後需要増が見込める補修用塗料の販売拡大にもつなげるということです。老朽化したインフラの補修需要増加が見込まれる中、このサービスの成長は、今後の大きな期待材料です。

なお、13年3月期通期連結業績は、売上高は715億円(前期比、1.8%増)、営業利益は30億円(同、13.7%増)、経常利益は24億円(同、7.3%増)、当期純利益は14億円(同、1.3%減)の見込みです。14年3月期は大型補正効果と海外の好調が寄与し、連続で最高純益を更新する見通しです。この良好な業績モメンタムも魅力です。

日足チャートをみると、足元の株価はジリ高の展開で、且つ、過熱感はありません。週足では、一目均衡表の転換線(21日現在、171円)がサポートとして機能しています。今後、3月15日につけた昨年来高値198円を上抜けることができれば、2月5日の197円と3月15日の198円との「ダブル・トップ」を否定し、上昇トレンドが鮮明になるとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。