Twitter7周年記念公式まとめムービー公開、日本のユーザーの強さが目立つ内容に
Twitter公式ブログによるとTwitterユーザーは全世界で2億人いて毎日4億回もツイートしているわけですが、日本時間の2006年3月22日5時50分に世界初のツイートが行われてから実に7年が経過することを記念し、これまでの7年間の軌跡を振り返る公式ムービーがYouTubeで公開されました。Twitterは日本人のユーザーがかなり多いだけあって、こういった海外に本拠地を持つサービスとしては珍しく、日本のことに割と多く触れています。
これが一番最初のTwitterの原型、詳細は「Twitterはこのメモから6年前、すべてが始まった - GIGAZINE」で書いています。
世界初のツイート
以下がその実物
just setting up my twttr
— Jack Dorseyさん (@jack) 2006年3月21日
2007年にはハッシュタグとリツイート機能が実装されました
日本人ユーザーがあまりに多いため、2008年には日本に公式Twitterが上陸してサービス開始
ハドソン川へ奇跡の不時着水をし、「ハドソン川の奇跡」と呼ばれた「USエアウェイズ1549便不時着水事故」はTwitter上で第一報が報じられ、爆発的に写真が広まりました。
アメリカのトーク番組の人気司会者であるオプラ・ウィンフリーがTwitterデビューを果たし、24時間で12万5000人ものフォロワーを獲得
宇宙からの世界初のツイート
2010年のワールドカップでは全世界でTwitter上での実況が行われ、特に日本はそれまでの世界最速記録であったNBAチャンピオンシップLA Lakers対Boston Celticsの3085TPS(1秒あたり3085回のツイート)を上回り、日本対デンマーク戦のゲーム終了時に3283TPSに到達、記録を塗り替えました。この時点では日本時間で明け方だったので、もっといい時間帯であればさらに突破していた可能性も。
イギリスの暴動では暴動参加者らがTwitter上で互いに連絡を取り合ってターゲットを次々と変更しながら神出鬼没の状態で騒動を一気に拡大させ、警察の対応が後手に回り続けて沈静化に失敗、新しい政治ツールとしての片鱗が垣間見えることに。
それを決定づけたのが「#Jan25」というハッシュタグ、21歳のエジプト人の学生が「1万6千人以上のエジプト国民が1月25日にストリートに集結します。ぜひ参加を! #jan25 #egypt #tunisia #revolution」という決起を呼びかけるツイートを行い、成功に導きます。たったひとりのツイートが「爆速拡散」して世界の歴史を動かし始めるきっかけになったわけです。
そして3.11
日本での被害状況を知らせるツイートは何度も何度もリツイートされ、全世界を駆け巡りました。以下がその時のRTの様子を図示化したもので、実際に時系列順にどれだけ激しい勢いで3.11関連のRTが世界を席巻したかというムービーがTwitter公式ブログの「Global pulse」で見ることができます。
ロンドンオリンピックなどの大イベントでもTwitterは大活躍
オバマ大統領再選のツイートは、全世界で最もリツイートされることに。一方、日本で一番リツイートされたのは声優・山寺宏一の結婚報告です。
6秒間のムービーをアップロードできる公式ムービーアプリ「Vine」も登場
ファッションショーで活躍
「あなたの次のツイートが待ちきれません!」
あなたのたったひとつのツイートが……
どんどん拡散され……
世界中に広がり……
その波紋が集まって……
Twitterのアイコンになるわけです。まさにTwitterそのものを表しています。
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