「ウォーターサーバー」で子どもの怪我相次ぐ、東京都が注意呼びかけ

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東京都生活文化局は、子どもが「ウォーターサーバー」でやけどを負うなどの事故が相次いでいるとし、消費者に注意を呼びかけている。

東京都によると、東日本大震災以降、ウォーターサーバーへの関心が高まり普及が急速に進む一方、都内の消費生活センターに寄せられる相談件数が急増しているという。

その中には、「幼児が温水口に触れてやけどを負った」、「背面の金網で指を切った」といった事例がこれまでに21件寄せられていることから、都はこのたび商品テストを実施。

2〜5歳の子ども8人を集めて、ウォーターサーバーに対してどのように行動するのかなどを調査した。

その結果、3歳の幼児がチャイルドロックを解除できた商品が5機種中4機種確認され、中にはテスト開始後5秒以内に解除できた機種もあった。

また、危険な箇所の有無を調べたところ、背面にとがったネジ先があり接触できる状態の商品が2機種、金属板の縁にバリがある商品が1機種、背面の金網に隙間があるため、100度以上になるヒーターに手を接触できてしまう商品が1機種、転倒防止用のワイヤーがない機種が5機種中2機種見つかった。

都は消費者に対し、子どもにウォーターサーバーが危険なものであることを日頃から伝え、いたずらなどしないようにさせるとともに、店舗などにあるウォーターサーバーも、子どもがいたずらしないよう注意する必要があると指摘。

また、背面に危険な箇所が発見された商品もあるため、子供が背面に接触できないように配置するといった工夫が必要だと呼びかけている。

併せて、幼児によるチャイルドロックの解除が確認された機種や、危険な箇所が見つかった機種に係る事業者および所属業界団体に対し、商品の改善などを要望した。