「韓国に整形手術で通っているタレントが?」国内芸能界にも広がる“プロポフォール汚染”

 韓国の芸能界でいま睡眠薬の違法処方が流行、関係者を震撼とさせている。

 3月13日、女優パク・シヨン、イ・スンヨン、チャン・ミイネが睡眠導入剤プロポフォールの違法投薬容疑で在宅起訴された。彼女たちが摂取したものは鎮静剤の一種だが、過剰摂取に危険があり、医療行為以外の処方は禁じられている。あのマイケル・ジャクソンが死に至ったのも急性プロポフォール中毒だった。

 しかし、韓国の女性タレントたちでこれが流行したのは、整形手術の影響だという。同国の雑誌記者によると「4件の整形外科を取材したところ4件とも手術の際の睡眠麻酔として使用していた」という。

「タレントには定期的に整形手術を受けてメンテナンスをしている者が多いので、何度も投与されているうちに中毒になり、手術がなくても薬だけ欲しがり、医師にこっそり処方してもらうケースがパターン化していたようです。医師の方も薬の転売だけで儲かるので協力してしまう図式です」(同)

 整形といえばマイケルも常習的だった。起訴された韓国の女優たちがみな整形をしていたかまでは分からないが、同じ容疑で罰金500万ウォンの略式起訴となったタレントのヒョニョンは、麻酔が必要ないプチ整形の際にもプロポフォールを処方してもらっており、その数は実に100回以上だというのだ。

 韓国では2年前から麻薬指定され厳罰化されているものの、いまだ使用者は後を絶たないといわれる。恐ろしいのはこれがいま闇ルートで日本にも入ってきているという話があることだ。

 摘発された医師のひとりは処方相手に日本から来た芸能関係者がいたと供述。それが誰かまでは表になっていないが、前出記者は「多くの若い女性タレントと付き合いがある人物というウワサ」だという。その日本人が薬物をそのまま日本に持ち帰ってタレントらに転売した可能性があるというわけだ。

「それだけでなく、日本人の女性タレントで定期的に韓国の美容整形に通っている人もいるので、潜在的にプロポフォール中毒になっている者もいるのでは?」

 金さえ出せば違法な処方をしてくれる医師が多いという韓国には驚かされるが、実はすでに都内のクラブ界隈で「眠れる薬がある」と甘い言葉をかけられたという報告も届いており、プロポフォール汚染は思ったより身近に迫ってきているのかもしれない。
(文=鈴木雅久)