向後の7日株:国策に売りなし!メタン・ハイドレート、LNG・石炭火力発電、さらに、地熱発電関連とテーマ性◎の小型材料株(809X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

極東貿易 (8093)が今日の注目銘柄!

「メタン・ハイドレート」関連としてのみならず、LNG・石炭火力発電関連、さらには、地熱発電関連の小型材料株として注目します。同社は、産業用火力発電プラントやLNG基地向け自動制御・監視システム、石油・天然ガス・地熱などエネルギー資源の探査・掘削用機器等の製品を豊かな知見と技術力で販売・サポートしているからです。

政府は3月12日、愛知・三重県沖の海底にある「メタン・ハイドレート」からガスの取り出しに成功したと発表しました。これを受け、メタン・ハイドレートの開発に石油・天然ガス開発で培った技術を応用する努力をしている同社への関心は今後ますます高まる見通しです。

ちなみに、同社の資源開発部で、石油・天然ガス・地熱などのエネルギー資源の開発において必要な探鉱の段階から掘削、仕上げ、生産を経て出荷に至るまでに使用される一連の装置、機器や技術サービスを提供しています。

また、政府は3月19日、燃料調達費削減に向けた関係閣僚の初会合を開き、石炭火力発電の活用を検討していくことで一致したと伝わっています。このように、政府は石炭火力発電の新増設の推進にかじを切ります。

一方、同社の計装制御部では事業用・産業用火力発電プラントやLNG基地及び一般プロセスプラント向け自動制御・監視システムとその関連機器の販売、並びにそれらのトータルソリューションを提供しています。

なお、13年3月期通期連結業績は、売上高は430億円(前期比、10.8%増)、営業利益は5億円(同、417.0%増)、経常利益は7億円(同、171.2%増)、当期純利益は4億円(前期は6.04億円の赤字)の見込みです。同社は、13年3月期の期末配当を見送るため、年間配当は2期連続で無配となります。しかし、今13年3月期の連結最終損益は4億円の黒字を見込んでおり、単体の欠損金も今期末時点で解消される見通しです。

日足チャートでは、一目均衡表の転換線(19日現在、219円)がサポートとして機能しています。週足ベースの一目均衡表ではすでに「3役好転」を達成しています。26週移動平均線(同、150円)は52週移動平均線(同、149円)を上抜き、13週移動平均線(同、174円)とともに上向きです。

月足では、19日終値は236円と、一目均衡表の雲上限(同、275円)を射程圏に捉えています。株価の中期的な上昇トレンドの発生と、政府のエネルギー戦略に合致した業務内容を考慮すると、月足の一目均衡表の雲上抜けは容易と認識しています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。