【ファッションウィーク3日目】アンリアレイジの服と色のマジック

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 【3月19日コレクションハイライト】東京のファッションウィーク3日目に最も注目を浴びたのは「ANREALAGE(アンリアレイジ)」。これまでは「形」に執着してきたデザイナー森永邦彦だが、ブランド創立から11年目のコレクションで「色」に着目し、マジックのように驚くような仕掛けの服を発表した。

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 「ANREALAGE」が2013-14年秋冬コレクションで提案したのは、「色を脱いだり着たりできる服」。ステージ中央の光の中にモデルが立つと純白の素材が様々な色に染められ、また暗転すると純白に戻るという特殊な服や小物が観客を驚かせた。光に反応して変化するフォトクロミック分子を応用して開発された特殊な素材が使用されているという。発想はシンプルでデザインはクラシックだが、常識を覆し服の可能性に迫る渾身のコレクションだ。

 遊び心とエレガンスの境界線を表現する「et momonakia(エモモナキア)」は、メンズの要素や強さを持ったドレスを着た20人のモデルが、ランウェイで椅子取り合戦を繰り広げた。男を取り合う女同士の戦いを表現したという。元「bortsprungt.(ボシュプルメット)」のデザイナーYU-YAによる新ブランド「melantrick hemlighet(メラントリック ヘムライト)」はデビューショーを開催。ブランド名にも由来でもあるチャールズ・ブコウスキーの小説「ポスト・オフィス」からイメージした「FACTOTUM(ファクトタム)」、英国のユースカルチャーにスポーツの要素をプラスした「WHIZ LIMITED(ウィズ リミテッド)」の2ブランドは、それぞれの感性でカジュアルなワークウェアやアウトドアウェアをアップデートしたメンズコレクションを発表した。

 「Yasutoshi Ezumi(ヤストシ エズミ)」のショーでは、フロントローに16日に亡くなったWWDジャパン山室一幸編集長の席が用意された。奇しくもファッションウィーク中の訃報だったこともあり、ショー会場に集まるデザイナーをはじめ多くのファッション関係者らが故人を偲んでいる。

・Yasutoshi Ezumi
 http://www.fashionsnap.com/collection/yasutoshi-ezumi/2013-14aw/

・et momonakia
 http://www.fashionsnap.com/collection/et-momonakia/2013-14aw/

・Etw.Vonneguet
 http://www.fashionsnap.com/collection/etwvonneguet/2013-14aw/

・IN-PROCESS BY HALL OHARA
 http://www.fashionsnap.com/collection/in-process/2013-14aw/

・JOTARO SAITO
 http://www.fashionsnap.com/collection/jotaro-saito/2013-14aw/

・tiit
 http://www.fashionsnap.com/collection/tiit/2013-14aw/

・HISUI
 http://www.fashionsnap.com/collection/hisui/2013-14aw/

・melantrick hemlighet
 http://www.fashionsnap.com/collection/melantrick-hemlighet/2013-14aw/

・VIVIENNE TAM
 http://www.fashionsnap.com/collection/vivienne-tam/tokyo/2013-14aw/

・ANREALAGE
 http://www.fashionsnap.com/collection/anrealage/2013-14aw/

・FACTOTUM
 http://www.fashionsnap.com/collection/factotum/2013-14aw/

・WHIZ LIMITED
 http://www.fashionsnap.com/collection/whiz-limited/2013-14aw/