CAMPUS Asiaプログラムのホームページ

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日中韓のトップ級3大学が連携し、人的交流の促進や密接な協力関係を通して次世代アジアを牽引する人材を育成する――。こんな国境を越えた構想のもと、文部科学省の「キャンパス・アジア」パイロットプログラムは2011年度、3か国の政府の支援でスタートした。

東京大学公共政策大学院の「CAMPUS Asiaプログラム」は、文科省の同パイロットプログラムに採択された案件の一つで、13年4月からCAMPUS Asiaプログラムへの参加を前提とした「公共政策キャンパスアジアコース」を新設するとともに、2014年度入学のコース二期生を募集する予定。

「交換留学」と「ダブル・ディグリー」のうち一つを選択

日中韓の3大学は、東京大学(公共政策大学院)、北京大学(国際関係学院)、ソウル大学校(国際大学院)。

文科省主導による「キャンパス・アジア」パイロットプログラムに採択された案件のうち、東京大学公共政策大学院が実施する「CAMPUS Asiaプログラム」は、3大学が連携し、3方向のダブル・ディグリーを実施する初の取り組みだ。

3大学がそろって英語による専門科目を提供し合うことで、語学の壁を越えてアジア第一線の学術研究に触れることができ、大学院レベルでの高度な日中韓交流を促進する。

同プログラムの参加者は「交換留学」か「ダブル・ディグリー」のいずれかを選択し、具体例として交換留学を選んだ場合は、東大に在籍しながら北京大国際関係学院、ソウル大学校国際大学院の2つの大学院に順次、1年間もしくは1学期間留学する。

ダブル・ディグリーの場合は東大と、もう一つの大学の両方の修了要件を満たせば2つの学位を取得することができる。

サポート体制も充実しており、参加学生は3か国政府のバックアップで航空費や一部生活費など留学時に政府補助を受けられる。

新設される「公共政策キャンパスアジアコース」では、公共政策と国際関係分野を結び付け、3カ国の視点で専門分野を深める。各国の最先端の研究や文化に触れるサマースクールも毎年開催するという。

同コース二期生(14年4月入学)の入学試験は13年9月中旬で、募集要項は6月ころにウェブなどで公開される。