【ファッションウィーク2日目】新進デザイナーの現代的ファンタジー

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 【3月18日コレクションハイライト】東京のファッションウィーク2日目は、第4回「DHLデザイナーアワード」を受賞した新進デザイナー森川マサノリが手がける「CHRISTIAN DADA(クリスチャン ダダ)」で幕を開けた。ランウェイショーは2シーズンぶり。「DRESSEDUNDRESSED(ドレスドアンドレスド)」や「alice auaa(アリス アウアア)」は神秘的なストーリーを現代に投影し、また「mintdesigns(ミントデザインズ)」は偶然と必然の瞬間を形にするなど、それぞれのデザイナーの創造性がコレクションに反映された。

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 「FENGHUANG(神話と現代)」をテーマに2013-14年秋冬コレクションを発表した「CHRISTIAN DADA」がイメージしたのは、繊細かつダイナミックな鳳凰の姿。「alice auaa」は、神話「変身物語」の蜘蛛の姿になったAragne(アラーニェ)を現代に蘇らせ、糸であらゆる表現を試みた。

 「mintdesigns」のテーマは、パズルのようにバラバラなイメージと、それらが合わさった時のきらめきという相反する瞬間から「DUZZLING PUZZLING」。ツイードには様々な糸が織り込まれ、丈や分量がたっぷりとしていても存在感は軽く、インナーとアウターをひっくり返したようなルックもある。デザイナー勝井北斗と八木奈央は、あべこべだけど絶妙なバランスを「ミントデザインズの頭の中」と表現した。

 「motonari ono(モトナリ オノ)」は、ロンドンのポートベロー・マーケットをイメージした天蓋付きの舞台で、ゴブラン織りをクラシカルなフォルムに仕立てたセットアップやドレスを発表した。デザイナー小野原誠は、これまでにも様々な女性アーティストの衣装を手がけているが、ファッションウィークに合わせて主会場となっている渋谷ヒカリエのインフォメーションセンターの制服をデザイン。10月まで着用が予定されている。