向後の7日株:外部環境が不透明でも影響を受けにくい直近IPO銘柄(902X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

鴻池運輸 (9025)が今日の注目銘柄!

米国株の上昇が一服しつつあり、また、キプロス問題を背景にした円高を考慮し、3月15日に東証1部に上場した同社に注目します。外部環境が不透明になる中、同社のような需給面にシコリのない直近IPO銘柄には、短期資金の流入が期待できるとみているからです。

同社の祖業は運輪業ですが、顧客からの運搬請負から発展して事業を拡大した結果、現状においては顧客工場構内での工程請負、プラント設備機器の据付等の多岐にわたる業務を請け負っています。

鉄鋼、非鉄・金属、ガス及び化学などの素材産業分野から、食品及び日用品などの消費産業分野、航空産業分野並びに医療産業分野に至るまでの様々な業種・業態を対象として、顧客企業の事業活動における各種工程の業務請負を行っています。

同社グループは、チャイナ・プラス・ワン戦略として注目を集めているメコン・ベンガル地域(バングラデシュ、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム)の更なる拡充の一環として、ミャンマーとカンボジアに駐在員事務所を開設、近年電子部品や自動車関連部品企業の進出が目立つ同地区において、市場の調査や新たな物流サービスの開発を行い、顧客サービスの更なる向上と新規顧客の獲得に努めています。

13年3月期通期連結業績は、売上高は2280.29億円(前期比、0.5%増)、営業利益は73.32億円(同、7.7%減)、経常利益は70.84億円(同、7.7%減)、当期純利益は34.9億円(同、28.2%増)の見込みです。1株あたりの年間配当金は、中間期5円・期末5円・上場記念配当5円と合計15円の予定です。

株価推移については、15日の上場来高値1497円をブレイクすることができれば、上昇トレンド発生の可能性が高まり、逆に、同日付けた上場来安値1312円を割り込むと、公募価格1020円を意識した展開を覚悟しています。もちろん、現時点においては、高値更新の可能性が高いと考えています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。