フィギュアスケート世界選手権の女子シングルで、4年ぶりに世界女王へ返り咲いたキム・ヨナ(韓国)が試合後の17日、自国メディアの取材に応じ、ショートプログラム(SP)でロングエッジ(Wrong Edge、間違ったエッジ)を取られたとして判定への不満をあらわにした。複数の韓国メディアが報じた。

 カナダ・オンタリオ州のロンドンで行われた韓国メディアによる取材で、キム・ヨナはSPのロングエッジ判定について触れ、「以前も(ロングエッジ判定を取られた)経験があるので正直イラッとしたけど無視した」と当時の心境について率直に話した。

 キム・ヨナは、「点数は選手一人ひとりと審判によって違いがある。さまざまな大会を通じて同じような経験をしてきたので大して気にしなかった。すでに決まった得点を変えることはできない」と話し、すぐに気持ちを切り替えたことを明らかにした。

 試合では最終的に優勝したことから、「できることはすべてやったので後悔はしていない」と説明。ショートプログラム終了時の心境について「審判がそう決定したのだから仕方がない。次のフリーは完璧にしようと思った」と振り返った。

 キム・ヨナは14日のSPで69.97点を記録して首位発進した。しかし、審判がロングエッジを取ったことから得点は本人の予想よりも低く、得点が出た瞬間は不満げな表情を浮かべた。16日のフリーでは148.34点を叩き出し、合計218.31点で圧勝した。(編集担当:新川悠)