どうしようもなく心がジーンと熱くなる…海外で話題沸騰中の「日本語を学習する人向け」の歌/アーティスト白素光さんにインタビュー!!

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みなさんは、白素 光(しろす ひかる)さんというインディーズアーティストをご存じでしょうか?

日本での知名度はまだそれほどないかもしれません。けれど彼は、イギリスのAmazon MP3のネオソウルチャートで15位を獲得したことのある実力派。そしてその曲が、今回、動画サイトYou Tubeよりご紹介する「The Sun and Stars」です。

この曲の歌詞は英語と日本語の2か国語。副タイトルに「~ for Japanese learners ~」(日本語を学習する人向け)とあるとおり、簡単な英語、それを訳した日本語で歌が続いていきます。

どうして彼は日本語を学びたい人に向けて歌を作ったのか? そして、その曲がなぜ海外の人たちに支持されているのか? 

そこには彼が、日本が、2年前に体験した大災害の影響が。

白素さんは2011年3月に起きた東日本大震災の被災者。あの出来事で、彼の人生観は一変したそうです。

「あの大地震は、本当に、突然、何の前触れもなくやってきて、そして突然生活がガラッと変わった。『自分はいつ死んでもおかしくない。明日があるかも分からない』ということを五感すべてを通して感じた。だから、それ以降は『今やりたいことは今やろう。今日死んでも後悔しない生き方をしよう』と思うようになったんです」。

今やりたいこと、死んでも後悔しない生き方――彼にとってのそれは歌でした。地震がきっかけで、「自分の生命力の源は音楽でできている」ということがよくわかったといいます。

そして作られたのが「In Answer to Your Prayer」。被災した体験を歌にしたこの曲は、動画サイトYou Tubeを通じて世界中の人々に聴かれることに。大きな反響を呼び、アメリカの「Amazon MP3」のネオソウルチャートでは20位にランクイン。曲を聴いた海外の人々からは曲を聴いた人々からは「日本を愛しています。日本の為に祈っています」というメッセージが何百通も届いたそう。

「『被災地までボランティアに行きました』というメッセージや、『募金しました』というメッセージもたくさんいただいて、自分が思っていた以上に、日本を愛してくれている方は世の中にたくさんいて、そんな方々に日本は支えられているということがよく分かった」と白素さん。

心優しいファンの方たち、日本を愛してくれている方たちに自分ができるお礼はないか。そこで彼が行ったお返しも、やはり歌。上記の「The Sun and Stars」はこうして生まれました。

まずは皆さんも白素さんの「The Sun and Stars」を聴いてみて。美しいメロディー、素朴でやさしい、けれど力強さも感じる歌声。きっと多くの人の胸を打つのではないでしょうか。

「もう僕の頭の中は、音楽しかありません」と話す白素さん。その言葉どおり、これからもただ真っ直ぐに、素敵な歌を作り続けていくことを心から期待したいと思います。

(文=鷺ノ宮やよい)

参照:You Tube(Hikaru Shirosu)、白素光 オフィシャルHP

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