16日(現地時間)、カナダで行われた2013世界フィギュアスケート選手権女子シングルで、7位に食い込んだ中国の李子君選手に注目したファンは少なくないだろう。久々に世界のトップクラスを狙える逸材が登場したということで、中国国内では熱烈な支持を浴びている。

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2013年3月16日(現地時間)、カナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザー・ガーデンで行われた2013世界フィギュアスケート選手権女子シングルで、韓国のキム・ヨナ選手が218.31点で優勝を決めた。日本の浅田真央は196.47点で3位。

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2年ぶりの国際舞台で返り咲いた“女王”キムと、自身が課題とする3アクセルの完成にコツコツと取り組み続けた浅田。東アジアが誇る女子二強の戦いには世界の視線が注がれたが、そんな中、183.85点で7位に食い込んだ中国の李子君(リー・ズージュン)選手に注目したファンも少なくなかったのでは?長らくエース不在だった中国から、久々に世界のトップクラスを狙える逸材が登場したということで、中国国内では今大会、キムや浅田以上に熱烈な支持を受けていた。しかし、これまで世界が注目していなかったのも無理はない、彼女は今季初めてシニア戦に参加した弱冠16歳の少女である。以下に彼女についてのプロフィールをご紹介する。

李子君選手は1996年12月14日、吉林省長春市に生まれた16歳。わずか11歳の時に米ロサンゼルスにスケート留学するほど、国家がその成長を一押しする逸材である。現在、耿冰娃(ゴン・ビンワー/18歳)、張可欣(ジャン・コーシン/18歳)とともに中国の女子シングルを代表する御三家に数えられている。

中国男子シングルのエースとして活躍してきた李成江(リー・チョンジアン/2009年引退)がコーチを務め、振り付けは世界の名コリオグラファー、ローリー・ニコルが担当する。シニア初参戦となった今季はSPがロシア民謡の「黒い瞳」、FSが「眠れる森の美女」と、彼女の繊細かつ愛らしい少女性を際立たせるプログラムで勝負をかけている。今季の主な成績は、2012グランプリシリーズNHK杯4位、同中国杯5位、2012〜2013国内選手権で1位。憧れの選手はキム・ヨナとのことである。

2012年11月、中国のスポーツ紙・中国体育報は彼女の魅力について、「甘いスマイル、奔放な舞い、自信あふれる演技で存分なスター性を発揮している」と評価。かつて冬季五輪リレハンメル大会(1994)、長野大会(1998)で銅メダルを獲得している中国女子シングル史上初のエース、陳露(チェン・ルー)氏は、「幼少時から突出した才能をみせており、大きなポテンシャルを持っている」と太鼓判を押す。また、李成江コーチは目下の彼女の問題点について、「先天的に恵まれた条件、協調性や理解力に優れるが、改善が望まれるのは体力面」としている。(翻訳・編集/愛玉)