日経平均日足チャート(6カ月)。緑が5日、赤が25日、青が75日の移動平均線(出所:株マップ)

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 週明け18日前場の日経平均は前週末比263.88円(2.10%)安の1万2297.07円と3日ぶりに大幅反落しましたが、世界的な株高は続いています。

 15日のNYダウは11営業日ぶりに反落したとはいえ、前日まで8日続けて過去最高値を更新し、約16年4カ月ぶりに10日続伸しました。一方、15日の日経平均の終値は前日比179.76円高の1万2560.95円と、ピン引けでした。連日で昨年来高値を更新し、2008年9月8日以来、約4年半ぶりの高値で終えました。

 また、15日の東証1部の売買代金は2兆9486億円と、SQ算出日を除くと、今年最大で2011年3月16日以来、約2年ぶりの高水準でした。日本株は商いを伴った上昇を実現しました。

超過熱状態を支えるのは売り方の「負の循環」

 日本株上昇のけん引役は、やはり外国人投資家です。3月第1週(4〜8日)の投資部門別株式売買動向では、外国人投資家の買越額は1兆172億円と、1兆円台に乗せました。

 週間ベースでの1兆円台は統計が残る1982年7月第1週以来、初めてのことだということです。また、外国人の買い越しは17週連続で、2010年11月〜11年5月の29週連続以来の長さとなっています。

 その一方で、高値警戒感も強まっています。15日の200日移動平均線は9539.06円で終値ベースでの乖離率は31.68%と30%を上回り、記録的な過熱状態です。ここまでの過熱感は1953年以来、約60年ぶりのことだそうです。

 なお、私は、「通常の過熱は売りだが、常識外れの超過熱は買い」とみています。

 理路整然と売り方が曲がり続け、いくら彼らが、理屈をつけても相場は上がり続ける。そして、日々膨らむ評価損に、売り方は経済的にも精神的にも追い詰められ、徐々にポジション縮小や市場からの撤退を余儀なくされる。そのような、売り方にとっての「負の循環」(買い方にとっての正の循環)が超過熱状態を維持させると考えるからです。

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