3月17日付の朝日新聞朝刊に掲載された死亡広告が『Twitter』『2ちゃんねる』などのインターネット上で注目を集めている。

内容は
父〇〇 〇〇儀

三月十一日自宅にて、九十五歳をもって永眠いたしました故人は旧海軍二等兵、空母瑞鶴で零戦整備のち機関部転属本人の同意なしに改造人間化の実験に利用されたが失敗し、心身に後遺症が残ったここに生前のご厚情を深謝し、慎んでお知らせ申し上げます

北海道札幌市 喪主〇〇 〇〇

というもの。

事実確認のため筆者が朝日新聞の広告部に問い合わせたところ


「ネット上での反響は知らなかった。有料の枠で出された死亡広告だが、広告を審査内容をするのはまた別のセクションになるので、こちらではお答えできない。」

ということだった。

この死亡広告に対して『Twitter』では「リアル・サイボーグじいちゃんの訃報です。」「?強化外骨格?シュトロハイム?ショッカー どれだろうねー」「95歳まで生き延びたのは成功したって事じゃないの?」など不謹慎ともとれる声が多数あがっている。戦争という不幸な時代に巻き込まれたばかりでなく、意に反して改造人間化の実験サンプルにされた故人の悲しみ、憤りはどれほどのものだっただろうか。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

※画像は『Twitter』『朝日新聞ホームページ』より引用いたしました。

※お亡くなりになった方、喪主ともに一般人と推測されるためお名前は伏せさせていただきました。


※この記事はガジェ通ウェブライターの「中将タカノリ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?