同じ内容なのに、伝え方で「イエス」になったり「ノー」になったり。いくつかのコツを知っているだけで誰もが、「イエス」をもらう可能性を上げることができます。今回は著者が、実は若いころ伝え方で悩み、苦悩の日々を過ごしていた。その事実が赤裸々に語られています。

なぜ、伝え方で結果が変わるのか?

 あなたの家の前にいつも自転車が置かれて困っているとします。「自転車を置かないで」と立て札をつくってみたのですが、まったく効果がありませんでした。でもその立て札にあるコトバを変えたら、次の日からキレイに自転車がなくなるコトバがあります。なんでしょう?

 「自転車捨て場」

 少々過激ですが、たしかにこう書かれていたら置かないと思いませんか?なぜ効果があるのでしょう?これは、相手の「嫌いなこと回避」からコトバをつくったからです。

 「自転車を置かないで」

 という立て札を置けば、自転車がなくなるだろうと思うかもしれません。ですが世の中にどれだけ多くのこの立て札が駅前にあって、皮肉にも立て札が見えないほど自転車が乱立している場所があることか。こういう効くコトバは「ひらめき」だとか、「おりてくる」といったように特別な天才でしかできないように言われがちですが、実は、つくることができます。

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