超・愛妻家 大田正文さん

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勉強会に参加したことがない人も、行ってはみたが続かなかったという人も必読! 年間300回以上勉強会に参加したことがある達人や、多くのデキる経営人材と接しているヘッドハンターが、スキル磨きから人脈づくりまで徹底指南。

ただし、様々な勉強会で闇雲に名刺を配りまくっているだけでは知識も人脈も深まらない。大田正文さんは、主催者や参加メンバーの人となりをSNSなどで予習することで、自分に合いそうか否かを判断できると語る。

「人見知りならば、自己紹介のときに『緊張しています。だから紙に書いてきました』と先に明かしてしまう。拍手が起きるほど温かく迎えられるはず。主催者からもフォローしてもらえます。それがない勉強会はハズレ。次回から参加しなければいい。時間を使って参加するのですから、それ以上の価値がなければ参加すべきではありません」

美崎栄一郎さんは「紹介」のパワーを強調する。勉強会に限らず、赤の他人を信用するのは難しい。既存メンバーの紹介で信用を補完できるのだ。特に、主催者とのつながりが重要である。

「主催者と事前にSNSなどで丁寧なやり取りをしておくだけでも違います。いざ参加したときに興味に沿った適切な人を紹介してくれるでしょう」

オープン(紹介不要)の勉強会で信頼を獲得できれば、メンバーが個別に参加しているクローズド(紹介制)の勉強会に入ることができるかもしれない。当然ながら、クローズドの勉強会ではより希少性の高い情報や人脈が手に入る。こうした価値の高い勉強会情報はGoogle検索では出てこないのだ。

ほかにも予習すべきことはある。美崎さんは参加者の予習不足を嘆く。

「読書会なら必ず本を読んでから参加すること。当たり前のようですが、できていない人が多い。何となく参加していると、何となく時間が過ぎて、何も得られずに帰ることになります」

復習として、勉強会で得た知識などをSNSやブログなどでアウトプットする。知識や人脈自慢をするのではなく、読者に資することを心がけることがポイントだ。それをきっかけに「こんな情報や勉強会もあるよ」と教えてくれる人も出てくるだろう。

選び方や参加の仕方だけでなく去り際も大切だと大田さんは話す。

「会がとても居心地のいい場所になったら、そこで得られるものが少なくなった証拠。だから僕の場合、それ以上そこには行かなくなります」

勉強会は仲間と切磋琢磨する場所。ある程度の緊張感が必要だ。

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超・愛妻家 大田正文
平日は大手IT企業に勤める営業マン。早朝や休日は延べ会員数2000人を超える合計5つの勉強会を主催する。Facebook「愛妻家大田正文」で検索、Twitter:aisaikamasa、Google:「愛妻家」で検索。

大手化粧品メーカー勤務 美崎栄一郎
1971年生まれ。大手化粧品メーカーで商品開発を担当。勉強会や交流会を多数主催し、1000人以上の社外ネットワークを構築。『成果を生む人が実行している朝9時前のルール』など、著書も多数。

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(ライター 大宮冬洋=文 小林雄一=撮影 PIXTA=写真)