お酒の酔いをさますのに「プロセスチーズ」が効果的!?-味の素

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食品メーカーの味の素は12日、「飲酒時の悪酔いや二日酔いの回避に役立つアミノ酸素材(アラニン・グルタミン混合物)」と題したセミナーを都内で開催した。

同社が行った、「20〜50代の男女1,000名が経験した飲酒によるトラブル」についての調査によれば、全体の70%が悪酔い、68.1%が二日酔いを経験しているという(複数回答)。

また、「悪酔いや二日酔い防止のために行っている対策」を尋ねると、73.5%が「飲みすぎない」、46.5%が「食事をしながら飲む」、32.1%が「水などを飲む」と回答した。

「飲酒対策素材の摂取」と答えた人は全体の25%と少数であり、同社では、より健康的な飲酒を推進するためにも、飲酒対策素材の摂取を推奨している。

セミナーでは、同社イノベーション研究所フロンティア研究所長である尾道一哉氏が、アミノ酸の一種である「アラニン・グルタミン混合物」について講演を行った。

アラニンもグルタミンも、「たんぱく質を構成する非必須アミノ酸」で、アラニンはしじみ、グルタミンは小麦食品(めん類やパン)などに多く含まれているという。

同社では、アラニン・グルタミンの効果試験を実施。

男性社員26名に、アルコール度数12%の白ワインを飲酒してもらい、飲酒終了直後に(1)アラニン・グルタミン混合物、(2)ウコン加工食品、(3)プラセボ(一見本物の薬のように見える、治療効果のない薬)のいずれかを摂取させた。

結果、アルコールの消失スピードは、アラニン・グルタミン混合物の摂取によって最も速くなることが判明したという。

また、アラニン・グルタミンを多く含む食品は「削り節」、「かつお節」、「湯葉干し」など。

酒のつまみになることが多い「らっかせい」「アーモンド」「そらまめ」「プロセスチーズ」などにも含まれており、飲酒時にはこれらの食品を積極的に摂取することが推奨されている。

ただし、食品のみでアラニン・グルタミンの必要量を摂取しようとした場合、食品の量が多くなり、摂取カロリーも高くなってしまうとのこと(らっかせいの場合約160粒)。

そのため同社は、サプリメントなどの形でアラニン・グルタミンを取るべきだとしている。

なお、同社が行った「消費者の飲酒動向調査」における「アラニン・グルタミン混合物」素材の効果実感度によれば、摂取者の86%が効果を実感しているとのこと。

また、消費者が「アラニン・グルタミン混合物」素材をリピートする率は、2010年度が19.9%であった一方で、2012年度上半期では32.7%に上昇。

これを受けて同社では、「アミノ酸商品を世の中へより多く送り出すことで、社会貢献をしていきたい」としている。