就職5年以内の若者59%が、キャリア形成で「海外ボランティア」に意欲的

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トレンド総研は大学卒業から5年以内で就職活動経験のある就業者男女に、「大学卒業から5年以内の若者の就職事情・ 必要と感じる能力に関する意識・実態調査」を実施した。

調査期間は2月27日〜3月1日で、男女500名から回答を得た。

まず、「新卒採用での就職活動の結果を100点満点で評価すると何点ですか?」と尋ねたところ、平均は60.6点だった。

性別・社会人年数別で見ると、社会人1年目の女性が最も平均点として高く65.9点、一方、最も平均点が低かったのが社会人3年目の女性で52.2%となっている。

次に就職活動時に足りなかったと思う能力について聞くと、「主体性(39.4%)」がトップ。

2位はわずかな差で「コミュニケーション力(38.4%)」だった。

「語学能力(32.8%)」、「実行力(30.0%)」、「異文化適応力(25.2%)」という声も多く上がっている。

また、就職活動の結果を70点未満と評価した人と70点以上と評価した人とで比較をすると、「コミュニケーション力」において70点未満は46.6%、70点以上は30.0%と、両者の差が大きく現れた。

現在の仕事の満足度について、「現在の仕事の満足度を100点満点で評価すると何点ですか?」と聞いたところ、平均点は60.2点だった。

就職活動の結果を70点未満と評価した人と70点以上と評価した人とで比較すると、70点未満と評価した人の平均点は52.7点、70点以上と評価した人の平均点は67.9点。

就職活動の結果の満足度が現在の仕事の満足度と比例している。

続いて、今後のキャリアのために身につけたい能力について聞くと、「コミュニケーション力(44.6%)」、「語学能力(44.4%)」、「働きかけ力(37.0%)」、「主体性(36.8%)」、「異文化適応力(33.8%)」がトップ5。

就職活動時に足りなかったと感じる能力と、働いてから今後のキャリアのために身につけたいと思う能力はほとんど同じであることも分かった。

同社が2012年3月に、3カ月以上の海外ボランティア経験者300名に対して実施した「海外ボランティアに関する実態調査」では、「海外ボランティアを経験したことで身についたと感じる能力」として、75.5%が「コミュニケーション能力」とk答えた。

続いて、「異文化適応能力」が74.5%となった。

海外ボランティアで得られる能力は、今後身につけたい能力と近いようだ。

そこで、「仕事をする上で役立つ多様な能力が身につけられると分かれば、海外ボランティアに行きたいと思いますか?」と聞いたところ、58.8%が「行きたい」と回答。

今後のキャリアのためにもなる能力を身につけられるなら、海外ボランティアをしたいというニーズが高いようだ。