「マセラティ グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」 4シーターバージョンをジュネーブモーターショーで初公開
「ジュネーブモーターショー」会場風景-1.jpgMaserati(マセラティ)は、ジュネーブモーターショーで、マセラティ独自のクーペの高級感とスポーティさを見事に融合させたモデナ発の新型4 シーター「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」が世界に先駆けて登場しました。


(写真は、ジュネーブモーターショーでの「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」)
「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」はモデナのヴィアーレ・チーロ・メノッティにある伝統ある工場で生産されます。新型4シーター「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」は、これまでの2 シーターモデルと同様、マセラティ・トロフェオ・チャンピオンシップに参戦するレーシングモデルにインスピレーションを得て、スポーティとラグジュアリー、エレガンス、快適性、そしてスタイルを完璧に融合させたモデルです。4シーターになったことで、その高い機能性とダイナミックな走りを、4 人が一度に楽しむことができます。レーシング感覚を色濃く残した、斬新で美しい外装を際立たせる新しいカーボンファイバー製のボンネット、中央のエアインテークと2つのリアエキストラクター、そして新しく開発された20インチアロイホイールが特徴です。室内は快適な4シートが配置され、内装デザインにも新しい素材とスタイルを導入しました。
また新型「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」には、「グラントゥーリズモ スポーツ」に搭載された出力460HPの4.7リッターV8エンジンが新たに導入されました。この結果「グラントゥーリズモ」の全車種で4.7リッターエンジンの搭載が完了しました。MCレースシフトによる6速電子制御ギアボックスがエンジンの傑出した性能を余すところなく発揮させ、車内の4人が最高時速303km を存分に堪能することができます。ブレンボ製カーボンセラミックブレーキディスクにより安全性も向上。マセラティの哲学が色濃く投影された「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」は、燃費および排ガス排出量でも従来モデルより飛躍的に向上しています。グラントゥーリズモMC ストラダーレ華麗でパワフルな「マセラティ グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」が、より速く、さらに実用的で、高度なテクノロジーを備え、一層美しいマシンへと生まれ変わりました。



「マセラティ グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」-1.jpg
 「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」には、「グラントゥーリズモ スポーツ」に搭載された
出力460HPの4.7リッターV8エンジンが新たに導入。


 
2010年にデビューした2シーターの「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」は、レーシングカーであるトロフェオの開発を通じて得られたテクノロジーをグラントゥーリズモモデルと融合させることから生まれた特別なモデルでした。マセラティはこの基本コンセプトを踏襲するとともに、軽量な2 シーター・スーパークーペを4シーターの2013年モデル「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」へと進化させました。新設計のカーボンファイバー・ボンネットは高速域でダウンフォースを生み出し、冷却能力を向上させるとともに、4シーターの「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」の車重を、生産が終了する2シーター仕様と同じ数値(1700kg)に留めることにも貢献しました。この結果、2名ではなく4名の大人が乗車できるにもかかわらず、これまで同様、「マセラティ グラントゥーリズモ」シリーズの中で最も軽く、最も速いモデルとなっています。「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」の進化は、先ごろフルモデルチェンジして世界中の注目を集めている「クアトロポルテ」のデビューとはまた別の次元で、マセラティが引き続き2ドアクーペについても力を入れていく姿勢を明確に打ち出したものといえます。
「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」は、最もパワフルにチューニングされたマセラティの4.7リッターV8エンジンを搭載し、0-100 ?/h加速をわずか4.5秒でこなし、最高速度は303?/h に達します。4.7リッター V8エンジンは最も高いポテンシャルを発揮する仕様で、最高出力は460HP(338kw)。このエンジンは瞬時にシフトを完了する電磁駆動式“MC レースシフト”のトランスアクスル6段ギアボックスと組み合わされます。


「マセラティ グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」-2.jpg0-100 ?/h加速をわずか4.5秒でこなし、最高速度は303?/h。最高出力は460HP(338kw)。


 
「グラントゥーリズモ スポーツ」から踏襲した、優れた実績を誇る4.7リッター V8エンジンは、タペットやカムシャフトのプロファイル部にダイヤモンドを思わせる表面加工を施すといったマセラティ・ローフリクション・プログラムを取り入れることによって、高出力化と省燃費化を両立させました。トランスアクスル・ギアボックスの採用により、「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」はフロント48:リア52という理想的な重量配分を手に入れたほか、傑出した性能を誇るMCレース・ギアシフト・ストラテジーと組み合わせることによって、人間が1回の瞬きに要する時間のおよそ1/5に相当する60msという速さでのシフトアップを実現しました。同時に、トランスアクスル方式を採用した結果、非対称型リミテッド・スリップデフは一体化したハウジングに収められることになりました。
このギアボックスにはオートマチック、スポーツ、レースという3つのモードが用意されており、それぞれに対応したスロットルレスポンス、エグゾーストノート、スキッドコントロールが設定されています。レースフィールドから還元されたもうひとつのテクノロジーとして、シーケンシャルダウンシフティングが挙げられます。これは、ブレーキング中にドライバーがダウンシフトパドルを引いたままの状態にすると、パドルから手を離すまでギアボックスが自動的に1 段ずつダウンシフトを行うものです。こうした「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」の優れた動力性能を支えるのが4輪にカーボン・セラミックを配したブレーキで、これは生産モデルの中で最も強力な制動装置のひとつといえます。直径27mmのブレーキマスターシリンダーは安定した油圧をもたらすとともに、スタンダードモデルよりも短いペダルストロークを実現しています。フロントブレーキは380mm×34mmの3ディスクに 6ピストン・キャリパーの組み合わせ、リアブレーキは360mm×32mmのディスクに4ピストン・キャリパーによって構成されます。


「ジュネーブモーターショー」会場風景-1.jpgフロントブレーキは380mm×34mmの3ディスクに 6ピストン・キャリパーの組み合わせ、
リアブレーキは360mm×32mmのディスクに4ピストン・キャリパーによって構成。


 
ホイールは4輪とも20インチの鍛造タイプで、これは標準仕様よりもさらに軽量です。タイヤはピレリが専用に開発したP ゼロ・コルサ(フロント:255/35ZR20、リア:295/35ZR20)で、特にコーナー中ほどでのグリップとトラクション性能が改善されています。サスペンションならびにシャシー・レイアウトは、サーキットですでに高い評価を得ている「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」の方式をさらに改良して、日常的な実用性にも配慮されています。シャシー開発においては、良好なドライバビリティと快適性を最大限確保しつつ、優れたハンドリング、乗り心地、スタビリティといった「グラントゥーリズモ」のロングホイールベースの利点を踏襲しています。サーキットにおける俊敏さ、シティコミューターとしての扱いやすさ、そして時にはアウトバーンを疾走する際に求められる高速安定性など、「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」は様々な状況で常に最高のハンドリングを示しますが、その秘密は2,938mmというロングホイールベースを採用している点にあります。
「公道を走行できるレーシングカー」として圧倒的な速さを備えた「グラントゥーリズモMCストラダーレ」は、スタンダードな「グラントゥーリズモ スポーツ」に比べてフロントで10mm、リアで12mm、それぞれ車高を下げていますが、その一方で「毎日使えるスーパースポーツカー」を実現するため、ハンドリングにはプログレッシブな特性を与えました。「グラントゥーリズモMC ストラダーレ」はすべてのドライバーが快適性、先進性、高度なバランスなどを実感いただけるように開発されていますが、レース・モードをセレクトすると、安定性を損なわない範囲で最速のラップタイムを記録できるようになります。この圧倒的なポテンシャルを引き出すもうひとつのキーとなっているのが、「グラントゥーリズモMC ストラダーレ」の優れたエアロダイナミクスを基本としながら、深くえぐられた形状のカーボンファイバー・ボンネットを採用した点にあります。トロフェオならびにGT4レースの活動を通じて得られたノウハウを生かしたこのボンネットには、ひとつのエアインテークとふたつのエアエクストラクション(空気排出口)が設けられており、これによって軽量化および140?/h 走行時にフロントのダウンフォースを25%増大させるというふたつの効果をもたらしています。サーキットからのフィードバックに加え、コンピューターを用いた高度な空力シミュレーション(CFD)を活用して開発されたこの新しいボンネットは、その裏側における空気の圧力を低下させることで、空気抵抗を増やさずに高速域での安定性を向上させることに成功しました。新設計のカーボンファイバー製エンジンカバーもトロフェオのエアロダイナミクスからヒントを得て開発されたパーツで、高速域での安定性向上と空力の効率改善に役立ちます。これはフロントバンパーに組み込まれた深いフロントスプリッター、同じく厚みのある機能的なサイドスカート、形状が見直されたリアバンパー、ボンネット上のひときわ目を引くリップスポイラーなどと連携して効果を発揮します。これらのパーツは、ボディのフロントからリアまでが一体となって空力効果を発揮し、より大きなダウンフォースを生み出すと同時に、エンジンやブレーキの冷却に必要なエアフローをもたらし、各部のダウンフォースを最大限引き出しながらタービュランスを最小限に抑える機能があります。
ブラックのグリルと赤いアクセントを施したトライデント・マークが「マセラティ MC」シリーズの一員であることを示すエクステリアは、さらにスポーティな装いとなりましたが、「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」の最大の特徴はボディの内側にあります。生産が終了する2シーター仕様とは異なり、キャビンには軽量な4 つのシートが設けられました。フロントのシートバックは骨格にカーボンファイバーを採用して軽量化を達成するとともに、これをレザーとアルカンタラで包み込むことで、マセラティの伝統であるラグジュアリーな雰囲気を生み出しています。4つのシートには一体型のヘッドレストが設けられており、安全性とサポート性を向上させました。



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シートの表皮にはグリップが良好なアルカンタラも用意されており、
スタイリッシュで実用性の高い“ドリルド加工”を選んだり、
グリルを飾るトライデント・マークとマッチする赤いステッチを施すことができます。


 
スタンダードな内装材はソフトブラックを採用。シートの表皮にはグリップが良好なアルカンタラも用意されており、スタイリッシュで実用性の高い“ドリルド加工”を選んだり、グリルを飾るトライデント・マークとマッチする赤いステッチを施すことができます。「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」のステアリングは3タイプから選ぶことができますが、どのタイプもマルチファンクション・スイッチとリムの一部をフラットにした形状が採用されています。インテリアはフルレザー、レザーとアルカンタラのコンビネーション、レザーとカーボンファイバーの組み合わせの中から選ぶことも可能です。“アグレッシブ”をテーマにデザインされた「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」のコクピットには、ハードなスポーツドライビング中にもギアシフトを行いやすくするため、通常より
も長いシフトパドルが採用され、ペダルはドリルド加工が施されたアロイ製を採用しています。
 
 
 
 【問】マセラティ コールセンター 0120-965-120


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