iPhone5の発売や各携帯電話会社が打ち出した新プランによって、昨年よりよく耳にするになった新通信規格・LTE。しかし、便利そうだと従来の3G回線から乗り換えたはいいものの、月々に支払う携帯料金が以前より跳ね上がってしまった、という声も少なくない。実はLTEを導入した各キャリアのプランは、LTEの技術とは直接関係のない【通話料】が高くなっていた!

LTEは、高いプランばかり。その原因は【通話料】だった

 docomoが2010年に『Xi(クロッシィ)』という名称でサービスを開始し、au、SoftBankも昨年9月より相次いで導入した次世代通信規格・LTE。各社ともLTEをサービスに含むプランを積極的に売り出し、これからの通信スタンダードにしたい、という姿勢が見て取れる。

 そもそもLTEとは、従来の3G回線のデータ通信速度をさらに高速化した規格で、環境によっては回線速度に数十倍もの違いがでるという。要するにスマホでありながら、自宅で光回線を引いてるのに近い快適度で、ネットが楽しめるといった優れものだ。

 確かにこれだけ聞いたら、「スゴイ! 今すぐ私もLTEに!」となるのだが、LTEが一般に普及するにあたり、思わぬ落とし穴が露呈した。それが料金の高さだ。

 どうすればLTEプランでも携帯料金を節約できるのか、ITジャーナリスト・三上洋氏に話を伺った。

「LTEプランは高い。一般的にはそういう認識でしょう。でも請求書をよく見てみるとわかると思いますけど、月々のパケット料金は3G回線のプランとそう変わらないんです。では何が高いのかと言うと、ずばり通話料金です」

 通話料を見てみるとdocomo、au、SoftBankの3社とも30秒21円。単純計算で30分の通話で1200円超。これはなかなかヘビーな数字だ。

 しかも意外と知られていないが、今まで比較的安かった固定電話への通話も料金は統一で同じ! “携帯→携帯”よりも“携帯→固定電話”の方が安いという認識の人も多いと思うが、実はLTEプランに関してはその常識は通じなくなっていたのだ。

 例えば「通話料を安くしたいから〇〇さんの携帯ではなくて、〇〇さんの会社に電話しよう」なんてちょっとした節約心が、LTEプラン利用者に関しては一切無意味だったということになる。

 LTEは便利だが、通話に関しては特別利便性が上がっているわけではない。それにも関わらず、一体なぜLTEプランはここまで通話料が高いのだろうか?

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