あなたが女性だとして、夜道を歩いているときに見知らぬ男性からこう声をかけられたらどうしますか?
 
 「突然すみません。あんまりカワイイんでついてきちゃいました。今度お茶してもらえません? もしよかったら電話番号教えてもらえたら...」

 実はこの台詞、『盲導犬クイールの一生』などを書いた著述家の石黒謙吾さんが21歳のときに電車の中で好みの女の子に出会って思わず声をかけたときのもの。そして、突然だったのにも関わらず相手は連絡先を教えてくれたそうです。

 しかし、石黒さんは自身のことを「顔は三のセン」「見た目では勝負できない」と言っています。なぜ、石黒さんはナンパに成功したのでしょうか?

 著書『7つの動詞で自分を動かす - 言い訳しない人生の思考法 』の中で、「計算ゼロで『ぶつけた』ことで、勝利が決まったとしか考えられない」と分析しています。「普通に捉えれば、自分のかっちょ悪いところ、弱みともいえることを、『こんな僕ですがどうか聞いてください」と差し出したわけです。下から目線で、思ったことと取った行動をありのまま、なんら心情的な加工をせずにフルオープンでぶつけたこと」が彼女に届いたのです。

 「ついてきちゃいました」と石黒さんに言われた彼女は、思わずくすっと笑ったそう。これだけストレートに言われたらうれしく思ってしまいます。

 「ぶつける」ということ、石黒さんが能動的な動詞の中においてもっとも重要と考える言葉だそうです。たとえば、車を動かすのにいちばん大事なものは何だと思いますか? 動き出すためにはアクセルが必要だと思いがちですが、それ以前に一番大事なのはエンジンなのです。「アクセルを踏んでもエンジンがタフでなければ力強く走り出すことは不可能」と石黒さんが言う通り、行動に移すためにまずはエンジンをかけなければ始まらないのです。



『7つの動詞で自分を動かす - 言い訳しない人生の思考法』
 著者:石黒 謙吾
 出版社:実業之日本社
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