向後の7日株:世界シェア2位!チャート妙味が増した円安メリットの低位材料株(795X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

河合楽器(7952)が今日の注目銘柄!

円安メリットの低位材料株として注目します。ピアノ販売では今までは円高によるマイナスが大きかっただけに、円安の業績への好影響が期待できるからです。特に欧州への輸出が多いので円安・ユーロ高のプラス効果が大きい点が魅力です。

同社は、ピアノで世界2位を誇り、楽器事業、教育関連事業、素材加工事業、情報関連事業などを展開しています。

13年3月期第3四半期の主力の楽器事業においては、海外のピアノ販売は、欧州や北米において個人消費の低迷や円高の影響により減少しましたが、中国では引き続き堅調に推移しています。
国内のピアノ販売は、グランドピアノは『ShigeruKawai』を中心とした積極的な拡販に注力したことなどにより前年を上回りましたが、アップライトピアノについては、景気停滞を背景とした消費マインドの冷え込みにより減少しました。
電子ピアノについては、本年より中国で販売を開始したことなどにより伸長しました。

とりわけ、成長が続く中国市場で、需要創造から生産、販売、サービス体制の強化を図る点は、今後の期待材料です。

2月7日に発表した13年3月期通期連結業績は、売上高は545億円(前期比、6.1%減)、営業利益は13億円(同、48.6&減)、経常利益は16億円(同、36%減)、当期純利益は10億円(同、37.8%減)と、減収・減益の見込みです。この足元業績の苦戦は、株価に織り込み済みとの認識です。

日足チャートをみると、2月15日につけた安値161円を目先の底として、5日移動平均線(14日現在、175円)をサポートに、緩やかながらも堅調に推移しています。
日足ベースの一目均衡表では、これまで抵抗となっていた基準線(同、177円)を、13日にブレイクしています。14日の終値は178円、日足ベースの雲上限は14日現在179円と、雲上抜けは目前です。また、週足ベースの一目均衡表の雲上限は同182円で、これを終値ベースで上回ることができれば、上昇トレンドに弾みがつくとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。