JR大阪三越伊勢丹、SC形態導入し2015年春リニューアル

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 西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)が、2015年春の新装開業を目指し、「JR大阪三越伊勢丹」の売り場を大幅に見直す計画を明らかにした。ショッピングセンター(以下、SC)と百貨店の形態を融合した新しいタイプの商業施設に転換。運営会社のジェイアール西日本伊勢丹は、2015年度を目標に黒字化する考えだ。

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 「JR大阪三越伊勢丹」は、2011年5月に「大阪ステーションシティ」内の施設として開業したが、初年度の売上高は当初見込んでいた550億円から大幅に下回り、310億円にとどまっていた。以前より運営の抜本的な見直しが検討されていたが、今回、幅広い客層の取り込みを狙いSC形態を売り場の一部に取り入れる計画を発表。詳細については今後、三越伊勢丹ホールディングスとさらに検討を重ねるという。

 大阪駅周辺では、昨年11月21日にグランドオープンした「阪急うめだ本店」をはじめ、「阪急百貨店イングス館」跡地に出店する「梅田オーパ」、改装を決定した「阪神梅田本店」など百貨店や商業施設の大規模改装、新規開業が相次いでいる。また4月26日には、「グランフロント大阪」の商業施設部分「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」がオープン予定で、JR西日本では集客競争激化への対策を進めていくとしている。