子どもを引きつける工夫とは?「しまじろう」初映画の工夫とは

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株式会社ベネッセコーポレーションの幼児向け教育ブランド<こどもちゃんれんじ>開講25周年を記念して、人気キャラクター「しまじろう」を初めて映画化した、『しまじろうとフフのだいぼうけん〜すくえ!七色の花〜』が3月15日から全国で上映される。

映画は、しまじろうが住んでいる「ちゃれんじ島」で突然島じゅうの花が枯れていく。

しまじろうは夢で見た七色の花を助けるため、花の国の女の子・フフと共に冒険に旅立つというストーリーだ。

同作品は親子で楽しめる「ファーストシネマ(=映画館デビュー)」という概念を持ち込んでいる。

これは、子どもを引きつける工夫である。

映画途中にしまじろうが子どもに話しかけたり、いっしょに歌ったりするなどインタラクティブな構成でアニメと実写を織り交ぜたり、途中に7分の休憩時間を設けるなど子どもを飽きさせない工夫をしているのだ。

というのも、こどもちゃれんじの調査によると、映画館未経験の子どもを持つ親の約9割が「これから映画デビューをさせたい」と考えている一方、多くの親が「長時間座っていられないのでは」「子どもが泣き出さないか」などの心配があることも判明しているからだ。

実際に子どもと映画を見に行った親は、「映画の照明が暗くなりだした途端、『怖いー!』と言い出した」、「キャラクターの名前を大きな声で呼んで周りの人に迷惑をかけてしまった」など苦労した場面もあったという。

本作品の監督を務める平林勇監督は、「毎週『しまじろうのわお!』の番組内で約8分のアニメを放映しているのですが、『子どもがどこに興味を持つのか?』『どれくらいのことを怖がるのか?』という点について、視聴者のアンケートやチャイルド・ラボの沢井佳子先生に協力していただき研究を重ねながら制作しています。

今回の映画はこれまでのノウハウを生かし、60分でも子どもの集中力が途切れることなく楽しんでもらえると思います」と語る。

さらに、赤ちゃん連れでも周囲に気兼ねすることなく映画を楽しめる「ママズクラブシアター」も全国の一部の映画館で実施している。

通常より照明を明るく設定するなど、親も安心して映画を見られる配慮がされている。

試写会でも「休憩中にトイレをすますことができてよかった」「一生懸命応援する子どもの姿に成長を感じた」など反応は上々だ。

これからは映画業界も新しいマーケットを狙いつつあるようだ。

こどもちゃれんじでは、本作品を通じて親子のふれあいを深める体験を提案している。