日本の文学賞、どの賞をとればどれくらい賞金がもらえるの?

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文筆業は元手のあまりかからない商売の代表です。

面白いことを思いつく能力、それを日本語で表現できる力があれば、あとはペンと原稿用紙、あるいはパソコンがあればいいわけです。

文筆業で身を立てるためには、「文学賞」を取るのが早道といわれます。

もちろん文学賞といってもさまざまあります。

できれば一番賞金の高いところへ応募したいなと思うのが人情ではないでしょうか。

というわけで、賞金の高額な文学賞を調べました。

■「公募作品」に送られる文学賞を紹介例えば、最も有名な文学賞である『芥川賞』は上半期と下半期に分けて発表されます。

賞金はそれぞれ100万円ですが、これは公募作品が審査対象になる賞ではありません。

対象は無名もしくは新人作家ですが、すでに発表された小説が審査対象です。

ですから、芥川賞を取るためには、とにかく作品をどこかに発表できていなければなりません。

このように発表作が対象の文学賞は、ハードルが一つ余計にありますので、ここでは「公募作品」に送られる文学賞を紹介することにします。

その方が取りやすいと思いますので(笑)!■賞金1,000万円の文学賞○『江戸川乱歩賞』日本推理作家協会によってつくられ、新人推理小説作家の登竜門として最も有名な文学賞です。

講談社とフジテレビジョンが後援しています。

2013年で第59回となります。

■賞金500万円の文学賞○『日経小説大賞』日本経済新聞社と日本経済新聞出版社が共催で公募する文学賞。

現在第5回の作品募集中です。

○『松本清張賞』松本清張先生の業績を記念して設けられた文学賞。

主催は公益財団法人日本文学振興会で文藝春秋が運営しています。

2013年で第20回を迎えます。

○『日本ホラー小説大賞/短編賞/長編賞』角川書店とフジテレビジョンが1994年につくった文学賞です。

短編賞と長編賞があって、それぞれ賞金が200万円と300万円。

両部門のうち最も優れた作品が大賞とされ、500万円が贈呈されます。

2013年で第20回です。

○『小学館ノンフィクション大賞』小学館主催のノンフィクション作品を対象にした文学賞です。

1993年に創設され、2013年で第20回となります。

受賞した作品は小学館から刊行されます。

○『日本ファンタジーノベル大賞』読売新聞東京本社と清水建設主催で新潮社が後援という、珍しい座組みの文学賞。

2013年で第25回となります。

○『日本ミステリー文学大賞新人賞』光文文化財団主催の文学賞で、広義の意味でのミステリー作品に賞が贈られます。

2013年で第17回です。

■賞金400万円の文学賞○『横溝正史ミステリ大賞』1980年に横溝正史先生にちなんで設立。

新人推理小説作家の発掘をその目的としています。

2013年に第33回を迎えます。

■賞金300万円の文学賞○『小説現代長編新人賞』講談社主催の文学賞で2006年に設けられました。

もともと講談社の『小説現代』で行われていた『小説現代新人賞』がリニューアルされたものです。

現在2014年1月締め切りの第9回同賞応募作品を募集しています。

○『開高健ノンフィクション賞』『オーパ!』で有名な、作家・開高健を記念してつくられた文学賞で、主催は集英社です。

ノンフィクションの文学作品を募集しています。

2013年には第11回となります。

■賞金200万円の文学賞○『小説すばる新人賞』集英社が主催する文学賞です。

集英社の文芸誌『すばる』で公募されています。

2013年で第26回となります。

○『坊っちゃん文学賞』愛媛県松山市が1989年に創設した文学賞。

タイトルはもちろん夏目漱石先生の『坊っちゃん』にちなんでいます。

現在、平成25年6月締め切りの第13回文学賞の応募作品を募集しています。