向後の7日株:オフィス関連分野の需給劇的改善期待が買い材料!(805X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

内田洋行 (8057)が今日の注目銘柄!

企業の設備投資抑制などを受けて、需要が低迷していた国内のオフィス家具市場はアベノミクス効果で需要が劇的に改善するとみています。
そこで、12日に、5日出来高移動平均(13日現在、150万株)に対し、約3.2倍の475.3万株と出来高の急増を伴い、株価が急騰した同社に注目します。

同社は、3月1日に13年7月期第2四半期業績を発表しました。
これによると、公共関連事業分野のうち、小中高等学校及び大学向け教育用ICT分野では、地方の需要回復、また教育用什器、施設設備の分野では震災後の出荷体制が回復し、両分野とも売上高を大きく伸長しました。一方、教材分野では、学校消耗品の通販事業「UCHIDAS」は拡大し続けたものの、既存販売店経由の売上が地方自治体の財政難による教材予算減少の影響を受けたこともあり、前年同四半期の売上高を若干下回りました。
官公自治体向けの情報システム分野では、住民基本台帳法改正に伴う基幹系システム再構築のピークは過ぎましたが、それ以外の情報系システム受注が堅調に推移し売上高を維持しています。

第2四半期業績については、2月22日に業績下方修正を発表していますが、通期連結業績については、公共関連事業分野では政府の大型補正予算による文教関連の需要増が見込まれること、オフィス関連事業分野では首都圏を中心として受注状況が堅調であること、情報関連事業分野では非効率案件の終息により利益率の改善が見込まれることなどにより、従来予想を据え置いています。

13年7月期通期連結業績は、売上高は1300億円(前期比、7.2%増)、営業利益は10億円(前期は2.28億円の赤字)、経常利益は14億円(同、2.09億円)、当期純利益は5.5億円(同、6.6億円の赤字)の見込みで、業績モメンタムは改善方向にあります。

日足チャートをみると、12日の株価急伸では、長い上ヒゲを残し陰線で引けています。これを「始りの合図」と捉えています。13日の終値は275円で、週足の一目均衡表では、3役好転を達成しました。これまで抵抗として意識されてきた280円付近を終値ベースで明確に上抜けるのは目前とみています。また、昨年2月23日につけた昨年来高値327円をブレイクすることができれば、上昇スピードを加速させるとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。