理想は、ワーク・ライフ・バランスのとれた働き方。でも、その実態は......。

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「ワーク・ライフ・バランス」、つまり仕事と生活の調和がとれた働き方が理想ではありますが、ビジネス書などには「若いうちはプライベートなど考えず、がむしゃらに働こう!」というのが多い気も......。昔に比べてプライベートを重視している人が多いと言われている最近の若いビジネスパーソンは、どんな働き方をしているのでしょう? 20代の社会人293人に、自身のワーク・ライフ・バランスについて聞いてみました。

■平日、あなたが起きてから寝るまでの間に、「自分の時間」はどれくらいありますか?
3時間以上 ......50.5%
1〜3時間 ......39.2%
1時間未満 ......10.3%

■「自分の時間」は足りていますか?
足りている ......39.9%
足りていない ......60.1%

平日に「自分の時間」が3時間以上ある人は約半数に上りましたが、1〜3時間の人も4割。1時間未満という、ほとんどプライベートがない人も1割いました。

一人暮らしで家事などがあまりなければ、平日に3時間以上も自分の時間が持てるというのは、結構プライベートが充実しているのでは? と思いきや......。「自分の時間が足りない」と考えている人が6割もいました。

では、「自分の時間」に何をしているのかを聞いてみたところ、「テレビ」「インターネット」が多く、「ぼーっとしている」「入浴に時間をかける」というリラックス派、「資格や英語の勉強」「情報収集」という自己研鑽派も結構いました。ただ、趣味に没頭できるほどの時間がある人はかなりの少数派で、「読書」「ビデオ」が精いっぱいの様子。なかには「化粧」「身支度」だけで終わっている人や、「家に帰ってからも仕事に縛られています」と嘆いている人もいました。みなさん、なかなかプライベートを充実させるのは難しいようです。

■私生活と仕事を両立するうえで、一番大変なことを教えてください。
・「どうしても家族と一緒に過ごす時間がとりにくくなってしまうこと」(26歳/女性/学校・教育関連)
・「仕事を頑張ればプライベートがなくなる。プライベートを充実させようとすると、責任のある仕事をできない」(女性/25歳/商社・卸)
・「ストレスケアのためにも私生活も充実させようと休日遊ぶと体力的に平日に響くので、バランスが難しい」(女性/25歳/金融・証券)
・「自分の時間を長く取ろうとすると睡眠時間が削られてしまうから、自分の時間を作るのを我慢して、仕事を優先しなければならないこと」(男性/26歳/不動産)
・「仕事が忙しいと私生活はのんびりしたくなって何もできない」(男性/22歳/金融・証券)

オン・オフの切り替えが必要なのは分かっているんだけど......。そんな、ため息が聞こえてきそうなコメントばかり。若い世代に限らず、時間の制約がある限り、仕事とプライベートのバランスは永遠の課題かもしれません。でも不思議と、仕事が充実している時はプライベートも充実し、仕事がうまくいかない時はプライベートもうまくいかないもの。両方が良いサイクルになる働き方ができるといいですね。

文●木下洋子(エフスタイル)
【アンケート概要】
調査期間:2013/2/5〜2013/2/7
アンケート対象:マイナビニュース会員

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