新社会人の抱える不安のナンバーワン! 仕事における「コミュニケーション能力」とは?

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4月から社会人という学生に仕事におけるスキルやマナーで1番不安に感じることはなにかをアンケート。その結果、ダントツ第一位は約半数の回答が集まった「コミュニケーション能力」。
2位から5位もほぼコミュニケーションにまつわることばかりで、PCスキルやビジネス文書に関して悩んでいるという人はほぼ皆無。まずはいかにいい仕事をするか......より、未知なる世界でビジネスパーソンとしてどう振る舞えばいいのか? に悩みが集中するのは至極当然の事なのかも。

Q:社会人としてスキルやマナーで1番不安に感じていることは何ですか?
1位/コミュニケーション能力
2位/敬語の使い方
3位/挨拶のしかた
4位/電話での対応
5位/タイムマネジメント
5位/飲み会での作法

ビジネスコミュニケーションが下手な人の傾向は?
ではビジネスシーンで大事な「コミュニケーション」とは何なのか。著書『内定したら読む本』など新社会人の事情に詳しい楢木望さんにお話をうかがった。

「内定者を見ていてコミュニケーションを取るのが上手だな......と思う人は言葉でものを伝えることやモノを知っていることももちろん重要ですが、なにより相手と共鳴したり共振できるゾーンを見つけるのがうまい人たちです。
ビジネスでは年齢も違えば、もっている知識の量や経験が違う人達とコミュニケーションをとらなりません。その中でお互いが意思疎通をするための共通のゾーンを探しながら対話をする必要がある。それを見つけることが下手な人とすぐに見つけることができる人の違いが、新社会人にとっての"コミュニケーション力"の差のように感じます」

これまでは自分の世界だけで対話する人を決めればよかった。しかしビジネスシーンおいては、みずから積極的にコミュニケーションのポイントを察知して噛み合わせることが重要ということだ。ではそのトレーニングとしてどんなことを心がければよいのだろうか。

「世の中にはいろんな人や世界があること、そして自分がその世界の中の1つであることを認識しなくてはなりません。そしてそれを理解して、対人関係におけるたくさんの引き出しをもつ必要があります。そのためにさまざまな世代の人や自分の知らないいろんなタイプの人と接する努力を入社前からしてみてください。入社して数ヶ月はそのためのトレーニング期間だと思ってもいい。上司や先輩、クライアントなどこれまで交わる機会の少なかった人たちと積極的に対話するべきだと思います」

そう自分にとっての異文化に積極的に飛び込む必要性を語る。そしてビジネス・コミュニケーションに重要なスキルの一つに「マナー」を上げる。

「お互いのゾーンにたどり着く上で、まず一番便利なのが共通の言葉や行動である"マナー"なんです。思想や信条も関係ない共通の約束事があれば、互いに安心してコミュニケーションできる。マナーというのはお互い円滑なやり取りをするために必要だからできたもの。だからこそしっかりと身につけておきたいですね」

文●ダイバ(06)
調査期間:2013年2月
アンケート対象:マイナビニュース会員
集計対象件数:99件(ウェブログイン式)