「フルタイム勤務のママが自由に使える1か月の小遣いは、パートママや専業主婦ママを1万円以上上回る」「買い物スタイルは、フルタイムママが『時間をかけずに思い切りよく買う』一方、専業主婦ママは『時間をかけてじっくり吟味して買う』」――。

ママのワークスタイルと消費スタイルを巡るこんな傾向が、「博報堂こそだて家族研究所」が2013年3月11日に発表した調査レポートによって浮かび上がった。

調査は、20代〜40代で子供を持つ1223人のママを「フルタイム勤務」「パート・アルバイト」「専業主婦」の3タイプに分けてインターネット上で12年9下旬から10月中旬にかけて行われた。

カード利用率高いフルタイムママ、クーポン利用率高いパートママ

調査レポートによると、「家族の生活費を除きあなたが1か月に自由に使える金額」という設問の回答は、フルタイムママが平均2万6725円、パート・アルバイトママ1万5562円、専業主婦1万4942円。毎月1万5000円以上使えるママは、フルタイムでは60%だったのに対し、パートは28.9%、23.5%にとどまった。

「1か月に実際に自分のために使った金額」という設問では、フルタイムの回答は1万8716円だったのに対し、パート1万769円、専業主婦9919円で、フルタイムは専業主婦の2倍近い結果となった。

「1か月に自分の美容のために使った金額」の平均は、フルタイム6347円、パート4674円、専業主婦4759円で、1か月の小遣い額ほど明らかな開きは見られなかった。

「食品・日常品の買い物」については、「買い物に時間をかけない」人はフルタイム42.9%、パート37.3%、専業主婦36.4%。「チラシを確認してから買い物する」人はフルタイム41.4%、 パート47.7%、専業主婦48.0%で、パートママや専業主婦は価格を比較検討してじっくり買い物する傾向の人が多いことが分かった。

また「クレジットカードでの支払い」は、フルタイム91.8 %、パート80.3%、専業主婦84.5%で、フルタイムママが5ポイント以上上回った。一方、「クーポンや割引サービスの利用」は、パート67.7%、専業主婦59.4%、フルタイム58.6%で、パートママと他のママでは利用率に大きな差があることが分かった。