アパート完成から満1年、無事に満室経営を続けるレッド吉田さんの次なる目標は、ローンの金利を少しでも下げること! そんなレッドさんの願いを叶えるべく、今回の対談では、元銀行員で大家業の大先輩でもある岡元公夫さんをお招きし、「銀行との金利交渉のポイント」について話を伺っています。今回のその3回目。同時に複数の銀行と交渉しても大丈夫?

[参考記事]

●不動産投資用に借りている銀行融資、金利を少しでも下げるためにはどうしたらいいですか? vs 元銀行員大家さん(1)
●銀行への金利交渉、決算期の3月は避けるべし! vs 元銀行員大家さん(2)

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レッド吉田さん(以下、レッド) S銀行以外の金融機関にも、ダメ元で借り換えのお願いに行こうと思っているんです。言葉は悪いですけど、2つの銀行を天秤にかけるようなことをしても問題ないでしょうか? よそに相談に行く場合は、S銀行さんに伝えた方がいいですよね。 

岡元公夫さん(以下、岡元) それは相手によります。S銀行さんやノンバンクさんは、他の金融機関に乗り換えられることになれているので、あまり気にしませんが、都銀さんや地銀さんの中には、一度借り換えをされたら、その人とはもう二度と付き合わないというところもあります。

レッド なるほど。プライド的なものも関係してくるんですね。もしもの話ですが、他の金融機関さんからいい返事をもらえそうな場合、S銀行さんにはどのタイミングで打ち明ければいいんですか?

岡元 順番としては、まず、他の金融機関さんに借り換えを申し込み、前向きな返事が来た段階で、S銀行さんに伝えます。ポイントは、借り換え先の銀行で正式な返事をもらう前に、S銀行さんに報告することです。正式な稟議が下りてから、「やっぱり辞めます」では、その銀行さんに不義理をすることになりますから。

レッド そうですよね。タイミングが難しいな〜。他の金融機関にお願いに行くときは、どんな言い方をすればいいんでしょう?

岡元 そこは直球ですね。「この場所に物件を持っていて、金利が高いので借り換えを検討しているのですが、一度うかがわせて下さい」で問題ないはずです。そこで反応がよければ、S銀行さんに伝えて交渉の材料にすればいいんです。

レッド うまく言えるかな〜。

岡元  大丈夫ですよ。「●●銀行さんで金利●%で稟議にかけてもらっているんですが、S銀行さんでも検討してもらえませんか?」と伝えるだけです。

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