ああやっちゃった! ブラック企業に転職しないために絶対確認すべきこと

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転職したのはいいけれど、もしかしてブラック企業かも…。

また転職が決まったはいいけれど、耳に入るのは良くないうわさばかり…。

そんなときには、転職先の企業がブラック企業なのか、それとも単に忙しいだけの企業なのかを今一度チェックしてみましょう。

■転職サイトの口コミをチェック離職率を調べることができれば一番簡単にわかるのかもしれませんが、そうそう簡単にわかりません。

離職率を調べる方法で一番簡単なのは雑誌「就職四季報」で3年後離職率を確認する方法のようですが、大手の企業しか確認できないですし、掲載に同意していない企業も多く、確認がとれないことが多いようです。

現段階では、やはり転職サイトの口コミが一番確認しやすい情報といえるかもしれません。

またブラック企業として有名な企業であれば、作家や弁護士、活動家などから構成される委員会で毎年発表される「ブラック企業大賞」で確認することもできます。

いずれも一部の情報ではありますが、まずは上記のような調べられる資料に情報が掲載されていないか確認することが大事です。

■企業の社員構成で年齢をチェック企業情報として公表しているところも多いのが、社員構成の年齢です。

一般的に会社の経営年数が長いのにも関わらず、30代後半から40代の社員がいないなど、社員の年齢構成が明らかに偏っているようなところは、危ないと言われています。

企業内の社員人数に対して、就職で採用する人数が明らかに多いようなところも危険性が高いです。

いずれにおいても、これらが確実な判断基準になるかどうかは微妙なところも多いでしょう。

慢性的な人手不足が労働問題上で起こっているのか、それとも経営発展のための大量募集なのか、状況証拠を少しずつ集めて、最終的な判断をするしかないのが現状ともいえそうです。

■採用情報から、ブラック企業の特徴を見る一般的に、採用人数が企業内社員数の1/5以上などや、社員数が増えていないのに毎年大量採用を行っているようなところは、ブラック企業の可能性が高いです。

基本給に残業代が含まれているケースがブラック企業には多いのだとか。

基本給に手当が含まれていることを、非常に小さい文字で書いてあることもあるため注意が必要です。

また、経営に対する決定権限もなく、労働時間に対する裁量もなく、地位にふさわしい賃金も払われていない人を管理職に置き、残業代を払わない企業もあります。

厚生労働省が通達を出したことで、比較的改善はされてきているようですが、管理職募集においては残業手当つきなのか、それとも役職手当しか出ないのか、企業の管理職への考え方を確認する必要はありそうです。