住宅購入者必見! 重要事項説明って何のこと?

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重要事項説明とは、宅地建物取引業を行っている不動産の仲介業者が、契約者に対して取り引きを行う物件の内容や取り引き条件についての重要事項書面を交付し、書面について宅地建物取り引き主任者から行われる説明のことを言います。

内容はこれから契約する不動産の権利関係や法令上の制限など、様々な重要事項について。

これから契約する不動産を運用・管理していく上で重要な情報や、これから契約を行う上での注意点など、消費者が知っておかなければならない大切な権利・契約関係が記載されています。

ただ、何が説明されなければならないことで、何が説明されなくてもよいことなのかが、一般の住宅購入者にはなかなかわかりません。

重要事項説明で、トラブルになりやすいポイントだけ抑えてご紹介してみたいと思います。

■取り引き条件に関する事項で、トラブルになりやすい事例取り引き条件とは契約の解除についてや、金銭のやり取りや支払いに関する内容などを指します。

この取り引き条件でトラブルになりやすい事例が、固定資産税についてです。

固定資産税は土地・建物の1月1日時点での所有者に対して課税されます。

土地・建物売買では1年の途中で所有者が切り替わることがほとんどです。

しかし、重要事項説明書には「実費」、「日割り計算」などとしか書かれていないことがあり、実費が幾らで日割りなのか、日割りにしてもいつからが対象で幾らなのかが明記されておらず、説明もないことがあるようです。

固定資産税以外についても「実費」のみの記入しかない項目は、後でトラブルになる場合がありますので、金額を明確にしてもらうのが大切です。

■対象物件に関する事項で、トラブルになりやすい事例取り引き条件よりもトラブルになりやすいのが、対象物件に関する事項です。

大まかにざっと挙げるだけでも、次のようなケースがありました。

・市街化調整区域内での建築制限について重要事項説明で告知していなかったケース・虚偽の説明があったケース・土地、建物に越境問題があることを告知していなかったケース・全戸南向きなどの購入決定に重要な基準となった項目が重要事項説明で記載・説明がないケース・重要事項説明で図面集がもらえなかった、又は図面集と実際の施工が違うのに重要事項説明に記載がなかったケースホームインスペクションサービスを提供する会社では、重要事項説明書や契約書のチェック業務を請け負ってくれるところもあります。

内容が正しいかどうか不安を拭えないような場合には、専門家に確認してもらう方法も検討してみるとよいでしょう。