独自の制度や風土で業績もアップ!?アノ企業のびっくりな一面






就職や転職の際に気になる条件と言えば、やはり給与? しかし、実際に働くとすれば、職場の雰囲気や福利厚生なども気になるところです。



そこで今回は、独特なルールや風土づくりをしている企業さんの例をご紹介しましょう。





●トップから直接褒めてもらえる、「ホメホメメール」とは?



「あったらいいなをカタチにする」をコンセプトに、お客さんの要望からさまざまなOTC医薬品、日用品を生み出してきた小林製薬株式会社。「熱さまシート」などのCMでもおなじみの企業ですが、こちらでは、商品に勝るとも劣らないユニークな制度があります。



それが、1996年スタートの「ホメホメメール」。広報の方によれば、「わが社では『信賞必誉経営』といって社員を積極的にほめる風土があり、そうした雰囲気から生まれたものです」とのこと。



「ホメホメメール」より前から「青い鳥カード」という制度もあり、これは自分の取り組みを上司に随時報告し、良いものは表彰される制度。それに加えて、自薦だけでなく他薦もあるべきだということで新たに誕生したのが、この「ホメホメメール」。



上司が部下の働きを見て、素晴らしい働きをした社員を社長に推薦、社長がこれは!と思ったものには、社員本人に、直々にお褒めのメールが届きます。(同時に、盾の贈呈や社内報での紹介も)



選定基準は、経営理念である「創造と革新」からチャレンジ精神を重視。ある日トップから突然そんなメールが来ていたら、とてもうれしいでしょうね。また、社員のモチベーションアップだけでなく、「上司は部下の働きをしっかり見るように」という狙いもあるそうです。





●最長6年まで休業OK! 会社の成長のためにも「長く働く」を大事に



企業向け情報共有ツール「グループウェア」でNo.1のシェアを誇る、サイボウズ株式会社。ここでは、「最長6年まで育児・介護のための休業を認める」という、何ともうらやましい制度があるそう。



6年の範囲内なら何回でも休業でき、一度復帰した後、子供の病気でもう一度短期間休む、ということもできます。同時に、育児や介護などのための、期間制限なしの短時間勤務制度があるというのも画期的!



IT系の企業といえば猛烈に働いていそうなイメージもあり、広報の方によれば、「創業からしばらくは、会社の成長が個人の成長に依存しているようなところもありました」とか。



そんなサイボウズが2006年にこの制度を導入したのは、ある社員の出産がきっかけ。「平均年齢が若いので、その後も転機を迎える社員が増えてきました。



また、創業から10年が過ぎたころで、多くの人に長く働いてもらう会社のほうが成長できるという考えになりつつあったこと、人材市場でもベンチャー志向より大手志向の方が増え、1つの会社で長く働きたいという傾向が出てきたのも理由です」とのこと。



導入後は離職率が激減し、男性の取得例もあるそう。意欲的な社員の個の力に頼っていた創業当初から、みんなで長く働ける「組織として強い会社」を目指すように方向に転換したということでしょうか。





●社内恋愛歓迎! 結婚後も夫婦仲良く働ける会社



さらにおもしろい例として、焼き肉のたれなどの調味料でおなじみの日本食研ホールディングスでは、社内恋愛がしやすい環境づくりをしているのだとか。広報の方いわく、「あくまで恋愛は自由なので、社内恋愛を推奨しているわけではありませんが、会社として歓迎する雰囲気があります」とか。



そういった環境づくりの象徴として「社内結婚神社」なるものがあり、「結婚しても夫婦ともども仲良く働いてほしい」という思いをこめ、1990年に建立されたそう。神社には社内結婚したカップルの名前を書いた木札が入っており、建立時には宮司さんに落慶法要もしてもらったというから、なかなか本格的です。



2013年2月末時点で、574組のカップルが誕生。育児休暇の導入、短時間勤務制度、だんなさんの転勤に合わせて奥さんも転勤できるなどの仕組みもあり、結婚した夫婦を全面バックアップする姿勢が伺えます。



ほか、毎月の注目社員などを取り上げた自社制作の番組を配信しており、そのための撮影スタジオまであるそう。なんだか会社に来るのが楽しくなりそうですね。





いかがでしたでしょうか?



こうした制度や、社員のためのさまざまな取り組みから、その会社の雰囲気も伝わってきそうですね。就職・転職を予定している方は、ぜひ一度詳しく調べてみてもいいかもしれません。



(取材・文/島田彩子)