お坊さんになるのってどうすればいいのか聞いてみた!



お葬式などでお経を読んでくれるお坊さんですが、お坊さんになるのってどうすればいいのでしょうか? 仏教の学校などがありますが、そういった学校に入ればお坊さんになれるのでしょうか? お坊さん(僧侶)になるにはどうすればいいか、今回は、筆者の知人の曹洞宗の住職の方に聞いてみました。



■お坊さんには誰でもなれる



――お坊さんになるにはどうすればいいのでしょうか? 誰でもなれるものなのでしょうか?



曹洞宗の場合ですが、基本的には誰でもなることはできます。まずは師匠となる僧侶(師僧)に弟子入りすることが必要です。師僧の資格を持つお寺の住職の弟子にしてもらったり、宗派によっては総本山で師僧につくなど、ケースはいくつかあります。



――師僧は簡単に見つかるものなのですか?



紹介状が必要だったりするので、飛び込みとかはまず無理でしょう。簡単ではないです。しかし、最近では修行僧の募集を行っているお寺もありますから、うまくいけば……ですかね。お寺のホームページで募集をしていたりするので、検索してみるといいと思いますよ。



――ネットで募集していたりするんですね。



ここ数年、まれですが目にしますよ。師僧に弟子入りできたら、何カ月も修行を積み、次は師僧の許可を得て得度(とくど)を行います。得度というのは、仏門に入る出家の儀式のことです。



――その儀式を行わないとお坊さんにはなれないのですか?



これは儀式ですからね。宗派は違えど、どこも得度は行うはずですよ。曹洞宗の得度式では、剃髪し、師匠から安名と法衣をもらいます。これでまずはひよっこの僧侶になれるわけです。その後、僧堂でさらなる修行を積み、一人前の僧侶に成長していきます。



――お寺の子供として生まれた人でも同じプロセスを歩むのでしょうか?



そうですね。寺の子供として育った場合は、父親や祖父が師僧となる場合が多いので、師僧を探したりする手間は省けますが、一般の家に生まれ育った人と同じく得度をして修行をするのは変わりません。



――寺の息子だからといって三段飛ばしくらいでなれたりするものではないのですね。



もちろんです。誰もが所定の儀式を行い、厳しい修行を行って立派な僧侶となっていくのです。



■仏教学校に行ってもお坊さんになれるわけじゃない



――仏教学校などがありますが、ああいった場所でもお坊さんになることはできるのですか?



仏教学校は、僧侶を養成する学校ではなく、仏教史や教義を中心に学ぶ場というだけです。卒業したからといって自動的に僧侶にはなれません。在学中に得度を行って仏門に入る人もいますが、全部が全部ではないですね。



――なるほど、そうなんですね。



ただ、仏教学校によっては特定の宗派の僧が勉強する指定学校だったりするので、現役の僧侶が修行のために通っているケースもありますよ。



誰でもお坊さんになることは可能だそうです。ここ数年は在家からお坊さんになる人も増えているのだとか。しかし、厳しい修行などに耐えかねて断念する人も多いと聞きました。人を導く僧侶になるのはなかなか難しいようです。



(高橋モータース@dcp)