さまぁ〜ず大竹のあまりに明解な「コンビが仲良くする理由」とは?

写真拡大

高校の同級生として出会い、紆余曲折を経て現在の活躍にたどり着いたさまぁ〜ずの2人は、お笑い界屈指の仲の良いコンビとしても知られている。2人は今でも一緒にネタ作りをしているそうだが、そこでモメたりすることはないのだろうか? 2月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.106で、大竹一樹はこう語っている。

「三村はものすごいお笑いに厳しいんです。何も出来ない何も考えてないただ楽しむだけの人に見えるかもしれませんが(笑)。ネタに関しては俺のほうが楽天家。俺が台本渡すじゃないですか。そうしたら三村は『これ違うんじゃない?』って一番イヤなところを突いてくる。イヤなというか、まぁイイとこを突いてくるんですよ。ネタの弱い部分を」

だが実際には、「でも、結局本番でアイツが間違えるんです。『お前に言われて直したのに、お前そこ言わねーじゃねかよ!』」と憤る大竹。それでも2人が上手くやっていける理由は何なのだろう?

「一歩外に出たら凄い競争相手が沢山いるのに、ここで結束しないでどうするってことなのかなと。『仲悪いです』とか言ってる場合じゃない。才能ないんだったら努力しなきゃいけないんですよ。お笑いが好きなんだったら。俺達は失敗した経験から学んだんですけど。番組だっていつかは全部終わるって知ってるし、そうなったらしばらく這い上がるのが難しいっていうのも分かってる。だから何に対しても手を抜けないんですね」

大竹によれば、“不遇の時期”に三村がレポーターなどの細かい仕事を沢山やっていた時、三村は大竹に

「お前は(細かい仕事に)手を出すな。うちのコンビはお前だから、いざネタで世に出た時にお前まで小手先の仕事やってると軽くなっちゃう。だから細かいのは俺がやる」

と言ったのだとか。ただし大竹は、「でも、そのお金はおれにくれないんですけどね(笑)」とも付け加えている。

◆『クイック・ジャパン』vol.106(2013年2月12日発売/太田出版)