国際スケート連盟(ISU)は、2013世界フィギュアスケート選手権大会において、公式ホームページの女子シングルの大会プレビューでキム・ヨナ(22)、浅田真央(22)、カロリーナ・コストナー(26、イタリア)の3人の名前を取り上げ、注目選手として紹介した。複数の韓国メディアが報じた。

 韓国メディアは「国際スケート連盟、キム・ヨナと浅田とコストナーの三つ巴(どもえ) 戦を予想」、「海外ファンはキム・ヨナ1位を予想」、「キム・ヨナ完全復活に挑戦、仕上げ作業の真っ最中」などの見出しで伝えた。

 ISUは11日、公式ホームページの大会プレビューで女子シングル35人の出場選手の中で、キム・ヨナ、浅田真央、コストナーを注目選手として、冒頭に上げて紹介した。

 ISUは、これら3選手のほかに、欧州選手権銀メダリストであるアデリーナ・ソトニコワ(ロシア)、米国チャンピオンのアシュリー・ワグナー、ヨーロッパ選手権大会銅メダル受賞者であるエリザヴェータ・トゥクタムィシェワ(ロシア)、4大陸選手権大会で3位を占めた村上佳菜子(日本)を取り上げた。

 一方、フィギュアスケートのファンが集う米国のサイト「ゴールデンスケートフォーラム」で2013世界フィギュアスケート選手権の女子シングル1位を予想する投票が実施され、11日午前までに175人が参加した。

 このうち82人がキム・ヨナに票を投じた。次いで浅田真央(57票)、カロリーナ・コストナー(13票)、アシュリー・ワグナー(11票)、ケイトリン・オズモンド(4票)となった。海外ファンの多くはキム・ヨナが金を取ると予想し、1位としなかったファンも、少なくとも彼女が3位以内には入賞すると推測した。

 キム・ヨナは15日にショートを日曜日の午前にフリー競技を行う。(編集担当:李信恵・山口幸治)