アベノミクス効果の株高が続いているが、ここからさらに上がる株は何か。投資情報サイト「東京IPO」編集長を務める西堀敬氏がいま注目しているのは、「東映アニメーション」(ジャスダック・4816)だという。

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 安倍政権はアベノミクスの成長戦略の一環として、アニメや音楽など日本ならではの魅力を広げる「クール・ジャパン」を海外展開する企業を支援するため、財政投融資から500億円を出資し、新たにファンドを設けることを決めた。そこで、日本のキャラクタービジネスを海外で積極的に展開する東映アニメーションに、政策面でもフォローの風が期待できると注目している。

 同社は2012年9月24日に、2013年3月期の通期予想を引き上げていたが、2013年1月31日に再度の上方修正を発表。営業利益を前回予想の32億円から43億円、経常利益を35億円から46億円に大幅に引き上げた。

 2012年4月からサービスを開始した「聖闘士星矢 ギャラクシーカードバトル」などのソーシャルゲーム事業が好調に稼働していることに加え、2012年末に公開した映画「ワンピースフィルム Z」が前作「ワンピースフィルム ストロングワールド」を大幅に超え、同社における過去最高の興行成績を記録したことなどが寄与した。

 同社のキャラクタービジネスは、アジアでも伸びてきており、来期も業績に陰りはなさそうだ。

※マネーポスト2013年春号