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ちょっと無視できない数字の大きさですよ...。

セキュリティソフト大手のトレンドマイクロが自社のブログにおいて商売抜きに耳を貸してほしいこととして、改めてAndroidアプリシーンに蔓延するマルウェア(悪意のある、危険なソフトウェア)について独自の調査結果をもとに注意をうながしています。

同社がAndroid向けアプリ200万本を解析した結果、そのうちの約29万本がマルウェアであったとの事。これはかなりの規模です。なにしろ全体の15%に近い数字ですから。

もちろんその内訳には中国やロシアの非公式なアプリストアで供給されているものも含まれるとしながらも、GooglePlayに置かれているものだけでもなんと7万本ほどあるといいます。

かなり細かい数字を伴うコメントを同ブログの記事より引用してみましょう。

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•調査対象のうち293,091個を、あからさまに悪意のあるアプリとして分類した。そのうち特に高リスクなものは150,203アプリ。これはMicrosoft Windowsにおける悪意のあるコードの14年分に相当する!

•それら293,091個の悪意あるアプリのうち、68,740個は中国やロシアのアプリストアではなくGooglePlayで配信されていた。

•アプリの22%がネットワーク、SMS、または電話を通じて不適切にユーザーデータを流出させる。またほとんどの場合、流出したデータには端末識別番号(IMEI)、SIMカード固有の番号(ICCID)、そして連絡先データと電話番号が含まれている。さらにいくつかのアプリでは、マイクとカメラをも使用してデータを流出させる。

•また、調査対象アプリのうち32%はバッテリー使用率の悪さから、24%はネットワーク、28%はメモリ使用率の観点から 『悪い』と分類された。

こうして具体的な数字を見せられるとなにやら背筋が寒くなるような思いがしますね。

日本国内ではほとんどのユーザーのアプリインストール元はGooglePlayと国内の一部のアプリストアの利用程度に留まっているとは思いますが、それでもトレンドマイクロ曰くGooglePlayだけでも68,740個、約7万個のマルウェアが提供されているというのですから油断は禁物と言えそうです。

日々魅力的なアプリが追加されるスマホの世界ですが、ネットワーク越しに様々な危険と隣り合わせだということは忘れてはいけませんね。初心者ユーザーでもまずはアプリをインストールする際に事前の下調べとアプリが利用するスマホ機能の権限を必ずチェックするのは忘れずに習慣付けていきましょう。


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(ワタナベダイスケ)