韓国で南雲ドクターの「1日1食」健康法が話題に 便乗した書籍も登場

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今年で58歳なのに30代にしか見えない南雲吉則ドクターの1日1食健康法が、韓国で話題を集めている。

南雲ドクターが勧める食健康法とは、1日1回、夕食だけを摂るというもの。1日3食の生活習慣から解放されることで、空腹を通じて人間の生命力を司る「サーチュイン遺伝子」のスイッチがオンとなり、病気にかかりにくい若返りも期待できる体になれるという。

昨年、韓国で発売された南雲ドクターの『1日1食』は、これまでに販売部数60万部を記録。現在もソウル市内の大型書店のベストセラーコーナーには、『1日1食』が1位(3月11日の時点)に君臨している。

だが最近、興味深いことが起きている。1日1食ブームに便乗するかのように、「1日5食」「1日2食」生活を勧める健康関連の書籍が登場。しかも、それぞれベストセラー3位と10位にランクインしているのだ。

ベストセラー書籍の10位内に食事の回数にまつわる書籍が3冊もランクインするという状態に、困ったのは消費者だ。1日1食健康法に興味を持って本屋に行ったはいいものの、2食や5食を勧める書籍があることも分かり、一体、何がベストなのか迷ってしまうという。

1日2食は、1日1食と同じように過度な食事を制限する健康法を、1日5食はお腹が膨れない程度に少量を5回に分けて食べて、適度に運動して筋力を付けていくダイエット法を紹介している。内容は少しずつ違うが、結局はどれも自分自身の食欲をコントロールする能力が必要となる。

韓国の1日1食ブームはまだまだ続きそうな気配だ。さらなる関連本が登場する可能性も高い。

・参照:XPORTS NEWS
・参照:NEWS1

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