東日本大震災の発生から2年を迎えた3月11日は、篠田麻里子にとって27回目の誕生日でもある。彼女は3月11日に日付が変わると、誕生日の報告もせずにツイッターで「被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます」と伝えた。また、これまで被災地訪問をして経験したことについてコメントし、これからも復興支援活動を続けていくと決意している。

篠田麻里子は昨年のこの日、被災地訪問を続けて復興支援に関わることが“3月11日”に生まれた自分にとって使命のように感じると心境を明かしていた。その後もAKB48として被災地訪問を行い現地の人々を励まし、そして逆に元気をもらってきたのだ。

2013年3月11日の『篠田麻里子(mariko_dayo) ツイッター』では「東日本大震災発生から2年が経ちました。 私も実際に現地へ行って、いろんなことを経験しました。被災された方々と触れあい、大切なことを教えて頂きました」とこれまでの活動を振り返っている。

AKB48が今年の1月13日に宮城県七ヶ浜町を訪問してミニライブなどを行った時には篠田麻里子も参加しており、いろいろな物が不足しているといった現地の声を聞き「まだまだ今までの生活に戻るには、十分じゃない」と感じたという。

また、当時のブログ『Diary』では生活する人々のすぐ横にある“瓦礫の山”を目の当たりにして「瓦礫というもの、あれは人の家であり店であり…被害に遭われた方々の財産」、「本当に辛く悲しい現実です」と綴っている。

あの大震災から2年が経ち、25歳だった篠田麻里子は27歳となった。彼女は改めて「生涯の使命」を確認したように、「被災地訪問を続け、微力ながらもこれからも皆さんに寄り添い復興支援活動続けて行きます」と誓った。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)