最終18番パー5のバーディパットも入らず首をひねる 悔しいフィニッシュとなった(撮影:ALBA)

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<プエルトリコ・オープン 最終日◇10日◇トランプ・インターナショナルゴルフクラブ(7,569ヤード・パー72)>
 米国男子ツアー「プエルトリコ・オープン」の最終日。トータル12アンダーの8位タイからスタートした石川遼は2バーディ・4ボギーの“74”で2つスコアを落としトータル10アンダーの39位タイでフィニッシュした。

 優勝も狙える位置からの急降下。悔しさしか残らなかった。序盤からアイアンショットの精度を欠き1番でボギーが先行。スタート時点では「(トップの)18アンダーというラインは目指してやっていた」と上を見据えてティオフしたが、その後もショットに苦しみスコアを伸ばせない展開。「途中からスイングに納得いかない部分が大半を占めていた。優勝争いとかスコアって話じゃなかったですね」とショットの修正に手一杯で、ズルズルと順位を落としていった。
 ホールアウト後は厳しい表情で1日を振り返った。「アプローチ、パッティングでリカバリーができるようになった。サンドウェッジとパターの精度を上げるのは難しいし、そういう意味では収穫があった」とショートゲームには合格点を与えながらも、ショットに関しては、「今日のスイングの精度の低さはひどかった」とバッサリ。「先週とかの方がショットの内容は良かった。そこは悔しいです。なんで先週できて今週はできないのかと思う。まぁその繰り返しですけどね」と唇をかみ締めた。
 それでも、今季初めて優勝争いに近い位置で最終日を迎えたことは収穫とも言える。「最終日に10位とか15位くらいからスタートすることに慣れるのが大事。プロ1年目も最初は予選も通らなかったのが、じょじょに通るようになって、それから20位、10位、2位も経験して優勝できた。なかなか一回では上手くいかない」。
 最終日の不甲斐ない内容に石川の満足度は高くない。だが、予選落ちが続いた序盤から一歩踏み出したことは確かだ。その一歩の積み重ねがいつか大きな実を結ぶ。

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