おひとり様に!原美術館で「ソフィカル―最後のとき/最初のとき」開催

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毎日仕事もプライベートも充実してマス!って人はいいけど、このご時世やっぱり誰しもどこかに「相容れない・・・」とぼんやりした不安ってあるんじゃない? そんなとき、即スマホを握りしめて彼や友達と繋がるのもいいけど、たまには静かに1人になってみるのも実は大事かも?

そんな気分にぴったりな展覧会が、原美術館で開催される「ソフィ カル―最後のとき/最初のとき」(3月20日(水)〜6月30日(日))。いったいどんな魅力なのかをお伺いしたところ・・・。

「ソフィ カルは主に写真と言葉を用いた物語性の高い作品で知られていて、イギリスのテートギャラリーやフランスのポンピドゥーセンターを始めとする各国の主要美術館での個展開催、第52回ヴェネツィアビエンナーレ(2007年)への参加など、フランスを代表する作家の1人です。今回は、カルが長年に渡って探求してきた視覚や認識に関する最新作『最後に見たもの』(2010年)、『海を見る』(2011年)の2作品を日本で初公開します。さらに群馬県渋川市の別館ハラミュージアムアークで関連展示、アンスティチュ・フランセ東京で作家自身によるトークと上映会も行われます。原美術館では14年振りの充実した個展になっています」とのこと。

失明した人々を取材し、写真と言葉で構成された「最後に見たもの」と、生まれて初めて海を見る人々の表情をとらえた映像の「海を見る」の、不思議な静けさと透明さをたたえたカルの作品を前に自分と向き合いに出かけてみてはいかが?